ダブルバインドって知っていますか? | 育児・保育・教育で悩んだ時に覗いてみてね

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職業:ベビーシッター(東京・埼玉)・習い事(STEAM教育&プログラミング)の講師。川越市の自宅で絵画造形・図画工作教室を開室しています。

 

 

 

ダブルバインドって知っていますか?

 

 

 

わかりやすい例えでいうと

部活の顧問の先生が「帰れ!!!ムカムカ」と言い、

生徒は素直に帰ろうとすると「なんで帰るんだ!!!ムカムカ

と怒られる。といった現象です。

 

 

言っていることが矛盾している指示ですね。

 

 

 

育児に置き換えて例えると

「野菜食べないと お菓子あげないからね」

「いつまで遊んでるの。先に帰っちゃうね」

などです。

 

 

 

 

ダブルバインドとは少し違うかもしれませんが

「歯を磨かないと鬼が来るよ」

「(なかなか帰ろうとしない子に)新しい玩具買ってあげるから帰ろう」

嘘をついて脅すことも、子どもにとっては悪影響を及ぼします。

 

 

 

 

▼この声掛けがもたらす悪影響について解説をしていきます。

 

 

冷静に考えてください。

「野菜を食べろ」「お菓子はあげない」

「食べろ」「食べるな」全く逆のことを言っているので

子どもは混乱してしまいます。

 

 

子どもが野菜を食べたくない気持ちを無視して

食べなさいと命令に従うしか選択肢がない状況に追い込むことで

自己肯定感が損なわれますよね。

大人でも言われたら嫌じゃないですか?

 

 

それに やはり味方で居て欲しい・共感してほしい大好きなお母さんやお父さんに

自分の気持ちを受け入れてもらえていない状況。

 

 

「私の気持ちをわかってくれrない」「僕の話を聞いてくれない」

ってなっちゃいますえーん

 

 

 

鬼が怖かったりする時期は

物事がだんだんわかって言葉もたくさん出てきて

”自分でやりたい!!”のイヤイヤ期頃でしょうか。

 

 

 

そんな時期が終わると子どもは精神面でとても成長してきますから

「親の言ったことはどうせ嘘だろう」と親のことを信用・信頼しなくなります。

 

 

さらに成長すると、今まで脅されてきた側の子どもは

その会話のやり取りが”日常”だったために

脅す側になります。言うことを聞いてくれないお友達にも、親に対しても。

「ゲーム買ってくれないと勉強しない」というように。

 

 

確かにその場しのぎの即効性はあります。

 

 

ただ、成長したときに親にも友達にも本音が言えなくなる可能性があります。

 

 

自己肯定感が損なわれるため

「僕なんて」「私なんて」「どうせ」が口癖になりがちです。

 

 

 

心理学用語として広く知られている”ダブルバインド”とその影響。

 

 

 

 

上司と部下でいうところの

「わからないことがあったら聞いて」と言っているにもかかわらず、

実際に聞いたら「自分で考えて」と言われたりしたことありませんか?

 

 

 

 

子どもにも人権があることを忘れないでくださいね。

▼子どもの権利条約についての詳細

 

 

子どもの権利条約 4つの原則

 

・生命、生存及び発達に対する権利(命を守られ成長できること)

すべての子どもの命が守られ、もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療、教育、生活への支援などを受けることが保障されます。

 

 

・子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)

子どもに関することが決められ、行われる時は、「その子どもにとって最もよいことは何か」を第一に考えます。

 

 

・子どもの意見の尊重(意見を表明し参加できること)

子どもは自分に関係のある事柄について自由に意見を表すことができ、おとなはその意見を子どもの発達に応じて十分に考慮します。

 

 

・差別の禁止(差別のないこと)

すべての子どもは、子ども自身や親の人種や国籍、性、意見、障がい、経済状況などどんな理由でも差別されず、条約の定めるすべての権利が保障されます。

 

 

 

 

 

育児に近道はないということですね凝視

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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