頻繁に嘘をつく子
”頻繁に嘘をつく子”
周りに居ませんか?
Aくん「夏休みに海に行ってきたんだ♪」
Bくん「えっ!?ぼくは飛行機でアメリカに行ったよ!」(嘘)
Cさん「DさんがEさんのこと叩いてたよ」
Dさん「叩いてないよ。私知らない」(嘘)
大人世界でいうところの”マウント”状態に近いところ。
見逃せないなあ~~~
就学目前/小学生の年齢での話を耳にします。
ご自分のお子さんがそういった傾向にあるご家庭は
早急に子育ての軌道修正が必要です!!!
心当たりありませんか?
保育園・幼稚園の先生からお子さんの最近の様子について
「嘘をつく」と言われたり
小学生のママ友から「お宅の〇〇ちゃん、この前うちの子に
●●したって言ってたけど本当なの??」など。
こんなことを言う子どもの心理・発達・メカニズムをご紹介します。
●クラスに”常習的に嘘をつく子”が居たら真っ先に疑うのは親子関係です。
同じ年齢が集まるクラスの中に 常習的に嘘をつく子が1人存在したとすれば、
全員が同じように常習的に嘘をつくはずですよね。
だって、毎日同じ保育園(小学校)に通い、同じ友達と顔を合わせ、
同じ先生と関わっているのに 嘘をつく子とそうでない子が存在しているのだから、
残された選択肢はもう 家庭環境しか疑うところがないじゃないですか。
「これいじょうどうしろと…」という状態の場合、小学生前後であれば
本人に直接聞いてみてください。
一人っ子ではなく兄弟(姉妹)が居た場合は
「あなたとママ(パパ)二人きり(3人きり)で遊ぶとしたら何したい?どこ行きたい?」
もしかすると、「毎日一緒に家族そろってご飯を食べたい」とか
「宿題を見て欲しい」とか そういうものかもしれません。
要求や欲求を満たせる機会を設けてあげてください。
それがきっと 解決への近道かもしれません。
軌道修正していかないと、大人になってからも
嘘をつくことに ためらいの無い人間になってしまいます。
そんな悲しい子を増やしたくないです
きょうだい児はベビーシッターに任せて
お子さんとの貴重な”時間”にぜひ目を向けてください!!
●マウントを取るような嘘の場合、もしかしたら
「恥ずかしい」という感情が育ってきているのではないでしょうか。
自分のことを大きく見せたかったり、出来ない自分を隠そうとしたり。
そういった区別が出来るようになってきたからこそ、
出来たらかっこいいな・持っていたらすごいでしょと言われることがわかっていて
嘘をついている。褒められたいという気持ちも強くなっているのでしょうね。
●悪いことだとわかってて隠すとき
目撃者がいるのにもかかわらず、「私はやっていない」と主張。
お友達を叩いたらいけないことはわかってるんだけど叩いちゃった。
そんな自分を認めたくない気持ち。
わかります。食べたら太るとわかっていて食べる夜中のお菓子たち。
食べ終わってから「私は食べてない。食べてない。食べてない。。。。」って。
子どもの世界だから嘘は許されますが、大人の世界では
「詐欺」「虚偽の申告」は犯罪です。
バレないと思ってやってしまわないよう
子どものうちから周囲の大人で支えてあげられるといいですね