テレビあれこれ(16)志村けんさん 岡江久美子さん を偲んで | くるみうりの『趣味の文芸』

くるみうりの『趣味の文芸』

2匹のお猫、
うり(保護猫 茶白 6歳 ♀)とくるみ(スコティッシュフォールド 三毛 5歳 ♀)との毎日、好きな音楽の事、日々感じた事、好きな本の事などなどを書いてます。タイトルを「くるみうりのブログ」から「くるみうりの『趣味の文芸』」に変更しました。

ご覧いただきありがとうございます。

 

この度お猫2匹とともにアラフィフジャンルからから

小説・エッセイ・ポエム ジャンルへ移ってまいりました。

お猫との日常生活をメインに、時折好きな事考えた事をエッセイ?的に書いております。

 

よろしくお願いします。

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こんにちは~
毎日気温が高いですね~もう5月くらいの感覚です。
さっきベランダの水やりをしている隙をついてうりちゃんがベランダに出てました。ポーン
慌てて連れ戻しました。リードもないし急に手すりに登ったりするので、気持ちはわかりますがベランダには出せません。いつか植物が育てられるサンルームのある所に住んで、お猫を自由にできたらいいな~と夢見てます。
 
くるみちゃん 今日はかまってちゃん
今も何か面白い事を待ってます。ニコ
 
木曜日は久しぶりに「終着駅シリーズ 37」を観ました。
片岡鶴太郎さん演じる主人公の牛尾刑事の奥さんを岡江久美子さんがずっとおやりになっていたのですが、亡くなられた後の初めての回だったので、長年のウオッチャーとしては哀悼の思いもあり拝見しました。もともと終着駅シリーズでの片岡さんの演技は落ち着いた感じなんですが、奥さんとの語らいシーンもなくいつもより孤独感がにじんでおりました。
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 岡江さん最後にドラマでも亡くなられた奥さんという形で出演されてました。亡くなった妻への思いをナレーションで語る片岡さんのの声から悲しみが伝わってきました。これからもドラマの中で夫の牛尾刑事を見守り続けていかれると思います。
 一方ドラマのサブタイトルが「定年のない殺意」で見た瞬間犯人が解ってしまう問題や、やっぱり出たかという感じの階段落ちとかもはやサスペンスではなく人情ドラマの仕上がりでした。「伝統的」というのか、このシリーズはきっぱりと高齢者にターゲットを絞ってやっていく決意が感じ取れました。
志村けんさん
昨日は「天才!志村どうぶつ園 特別編」 
今日は録画の「 プロフェッショナル 仕事の流儀『志村が最後に見た夢 ~コメディアン・志村けん ~』」
を観ました。
改めてすごい人だったんだなと思います。コントの時の変な顔や動物に接するときの愛情深い満面の笑顔や視線のわずかな動きで複雑な感情を表現する演技力まで、とてつもないスケールの大きな器、奥深さを備えていらしたんだなと感じました。山田洋二監督は「志村けんは危険な道を歩み続けた最後の喜劇役者」と評していました。「危険な道」というのは喜劇役者のあるべき姿として、寅さんを演じた喜劇出身の国民的俳優亡き渥美清さんが残した言葉だそうです。私は子供の頃から志村さんを見ていて、笑いながらも内心「この人ちょっと怖い」と思っていたのですが、この方の「笑い」の奥にある「危険な道を進んでいる」感か、少なくとも「真剣さ度合」みたいなものを子供心に感じていたのかもしれません。そしてインタビューで「子供からお年寄りまで」みんなに届く笑いを作りたいという思いが若い頃から一貫して変わらなかった」みたいな事を語る姿はとにかく「男のかっこよさ」の塊でした。その志が今回見た番組のいたるところから垣間見えた気がします。いい番組でした。
 
 最後に、フォローさせていただいているコンタックさんのインコの空くんが旅立たれました。
コンタックさんのインコの素敵なイラストを見てインコの美しさ、愛くるしさを再発見しました。
空くんはコンタックさんの献身的な看病のもとで、コンタックさんの思いに応えるように小さな体で一生懸命元気になろうと頑張っていて、その姿に胸を打たれました。
今は自由になって羽ばたいている姿を心に思い描きます。ご冥福をお祈りします。
 
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
それではまた。ニコニコ