[NOW] 中学の担任の先生が来てくれたよ 20.11.06 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

先日、学校から自宅に連絡があり

「一周忌にあたり、手を合わさせてもらいたいのですが」

という事で、来てくださいました。

 

K先生と担任だったT先生です。

 

だった、というのは

現在は退職をされて

病気になられた祖父の看病を

する為に激務であろう教職を

退いたという事みたいです。

 

そして、その判断をされたのも

来望の影響が大きかったようです。

 

来望に命の大切さを再確認させてもらった。

 

と後に本人から聞けました。

来望とういう存在が、周りの人に

何かしらの影響を与えた事で

幸せになってくれる事を祈ります。

 

自宅に来てくださった先生は

来望のいる棚に手を合わせてくれ

涙を流してくれました。

 

来望の為に誰かが涙をしてくれる。

 

これほどに嬉しい事はありません。

それほどに来望を想い、

悲しんでくれる人がいるという事を

知る事ができるのですから。

 

入院中、看護師さんの中で

一人だけ私達と一緒に涙し

悲しんでくれた方がいました。

 

当然、看護師という職業ですので

個人的な感情移入はし過ぎないように

となっていると思います。

 

それでも涙してくれたNさんは

一生忘れない人をなっています。

 

 

そして、是非 お茶でもとお伝えすると

コロナ渦の影響もあり、

長居は出来ないようでしたが、

 

担任だったT先生が

お渡ししたいデータがありますと

送ってもらったのが

 

 

合唱コンクールで「金賞」をとった時に

撮影した画像でした。

 

前列で一人ジャージの来望。

なんで?と思いましたけど

全員が笑顔の素晴らしい一枚ですね。

 

私達の知らない来望の姿に

感無量になりました。

 

本当に有難うございました。