闘病308日目 話が整理できていない中 191026 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

今日は仕事が休みだったので

自宅からの病院へ向かいます。

 

ゆっくり寝たのか?寝てないのか?

目を閉じても眠れてるのか?

意識が薄っすらと残ったまま朝を迎えます

 

いろいろな事を考えながら

いつもの長い病院の地下廊下を

病室に向かって歩きます。

 

土曜だからでしょう、

人も少なく、いつも以上に寂しい

雰囲気の病院。

 

病室に入るとミナちゃんが
来てくれていました。

 

たまに見せる来望の

一生懸命の笑顔が
癒される瞬間です。


 

ただ、奥様は一睡も出来てないのか?

最近は日に日にやせ細り

目の下にはクマと作ってます。

 

でも、今は弱音を吐く時ではない。

と、言葉にしなくても夫婦の共通認識の

ように私は感じていました。

 

そして、奥様とミナちゃんが

一緒に帰った後は
来望と一緒にテレビを見たり

といっても、会話が有る訳でもないが

私が一方的に話し掛けてるだけですけどね

そして、一時間ごとの定期での麻酔を

追加しに来てくれる

看護師さんと話をしたりして

気が付けば眠っている来望。

そのタイミングで、看護師さんと
今後について色々を話をしました。
とても今、書ける内容ではないので
今は伏せておきますが、
色々と考えさせられる事ばかり

それでも、今まで経験したことが無く
何をしたら良いのか?どうしたら?
何もわからないし、

正解を見いだせる訳もなく。

答えは、その時が来るまで
絶対に解らないのですから。

それでも、その時は確実に
近づいてきているのです。

そんな事を実感しながら
来望が眠っている姿を
目に焼き付けつつ

夜が更けていきます。
 

ジッとしている事が嫌いで

黙る事が嫌いで、

常に何かを話していた

来望がいまは、

 

酸素マスクが手放せず

多くを話す事もできず、

食事も出来ずに

ただただ、時間を過ごしています。

 

不安と恐怖は文字では言い表す事は

できませんね・・・・