闘病306日目 眠り続けるしかないのか? 191024 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

仕事を終えて病院に。
奥様と一緒に眠っていた
来望ですが、

 

なにやら・・
奥様が用意してくれていた
鍋を作らされました~
「来望が食べたいんだって!」
そう言われたら、喜んで作りますよ!

 

 

詰め合わせの野菜に
鶏肉があって、一口鍋の素を
投入しただけなんですけどね。

しかも、鍋がないから
フライパンで作りました。

しかし・・・

美味しく作れるんですね~
驚きました 笑

娘ちゃんも数口ですが
食べてくれましたし
良かったですね~

しかも夜中には、この鍋に
ご飯を追加して、また食べました!


久しぶりに私の前で
シッカリと食事をしてくれて
ちょっと、満足な私。

小さい頃から、休みになると

「何が食べたい?」と聞くと

「チャーハン!」っていって

美味しそうに食べてくれていました。

 

夜食なんかも私の担当。

 

でも・・・・

来望に料理を作るのは

これが最後かと思うだけで

調理室で鍋の様子を見ながら

締め付けられる想いで

病室に持ち運びました。

 

なんでなんでしょう。

 

それでも基本的には
眠り続けた来望。


私的には、痛みで苦しむくらいなら
眠ってくれているほうが、嬉しい。

でも、常に酸素マスクをしている
娘の姿を見なければいけないのは
辛いですよね・・・

息が苦しいのですから
想像もできません・・

息がするのが辛いなんて

そんな事ってあるんですか?

空気は ここにも、そこにもあるのに

空気が吸い込めないなんて。

 

それでも、弱音を言わない
本当に強い来望です。

 

もしかしたら、それすら言えないほどに