闘病303日目 ず~っと寝ている 191021 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

 

ずっと眠っています。
朝一番に医師が大きな声で
「おはようございま~す」と
部屋に入ってくるんですが、

眠っているのはご存知ない?

 

あなたは担当医なんですよね。

来望が今、どういう状況なのかは

解っているはずだと思います。

 

もう、朝から起きてQOLが

どうこうとかという話ではないのは

解って貰えてると思うのですが、

なぜ、そんなテンションで

部屋に入ってくることが出来るのか?

様子を見に来て頂けるのは

嬉しい事ではあるのですけど。


どうしても
悪く考えすぎなのかな・・・
そういう状況に、口には出さず

先生達も御仕事なのですからと

何度も復唱して落ち着かせます。

 

部屋に入ってきて、

「うん、寝てるね。」

で出ていく医師を見て

 

また、真っ白に。

感情を止めます。

というか、止まります。

 

感情を向ける方向がないので

中で留めておくしかないから。

 


それでも、ずっと眠っている来望。

起きたとしても、何も言わず
気が付けば、また眠って居ます。
もしかすると、大量の薬の効果、
そして副作用が今になって
現れてきたのかもしれません。

その影響なのか、
痛みの方は以前よりも緩和されて
いるような気がしますけど
それは本人しか解らないので
なんともかんとも。

それよりも、肩の痛みが強い?
みたいですし、尿も出にくく
頭に出来たイボも増えてきてるし
 

もう一度 検査しようということで

 


水曜日に検査する事になりました。
こちらから医師に相談すると
色々と話をしてくれたり、行動して
くれるのですが、何も言わなければ
何も言わないまま・・・

だから、迷惑だと思っても
コチラからアクションを起こします。


そういう風にしないと、
沢山、患者がいる大病院では
伝わらない事が多すぎるんですね

来望の状態になると

実際に手の施しようが無いのも解ってます。
残念ながら、そういった考えで
もう病室には来てくれない医師もいますが

仮に来られたとしても

第一声が、


「どう?痛い?」

って来望に問いかける医師は

基本的に無視してます。


痛いんです。
ここに入院してから痛みが
無くなったことはないんですけど?

御存知でない?

そんな形式だけの診療をしにくる
医師にすら苛立ちを覚えるような
状況になってきているんですよね

ずっと、酸素吸入のマスクを
つけながら眠る来望を
見なければいけないのは、

辛いですね・・・

最初は臭いといってあんなに

嫌がっていた酸素マスクも

今となっては、

無くてはならない物になってしまった。

 

 

追伸

医療関係者の皆様

気に障る言葉の数々、本当に申し訳ありません。

ですが、大事な、この世で一番大事な

子供がこの状態なのです。

もう暫く、暴言の数々をお許しください。

あと少しですので。