闘病173日目は放射線治療の前のCT検査からの・・騒動! 190614 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。



例の如く昼に起きた来望。
といってもCTの検査があるので
起こされただけなんですが


担当の先生がワザワザ迎えに
きてくれて検査室まで
送ってくれました。

今回のCTの検査は病気に対して
ではなくて、放射線をどうやって
来望に当てるのか?
などを確認するための検査です。

体に特殊なマーカーで
位置をマーキングしてました。


何にしても10分ほどは
となしくしてないと
駄目なので麻酔で眠って
もらう事にしました。

来望は同じ姿勢で動かずに

長い時間は耐えられないですから



眠った来望を確認してから
自分は検査室から退散。
控室で待機。

10分ほどで出てきた
来望は先に病室に。
 

自分は看護師さんから
放射線治療についての
説明を聞いてから病室に戻りました。


病室にもどって
ひと段落していると
なにやら廊下でドタバタと
しているので覗いてみると



バザーが開催されてました。
来望は事前に知っていたようで
 

「見に行きたい!」と行ったので

一緒に出向いていきました。

 

とにかく、病室で動かずにいるより

少しでも病室からでて、

何か得る物があれば、来望にとって

絶対に良い事なのですから。


ですが、バザーの開催されている

部屋で出会ったのは

お隣さんのキズナ君家族。


何やら悲しい顔で
引っ越しをしています。
その姿を見た来望ちゃんは、

「どうしたん?」
「なんで?」

と大きく動揺していました。
 

それもそのはず、
来望が個室で症状が落ち着いたら
前の大部屋に戻るつもりだったので
当然ですよね・・

そこでキズナママに

話は聞いてみると

「来望の為に部屋を移動してくれ」

と、病院側から言われたと。

 

その為に私たちが大部屋から移動する。

との話になったそうです。
詳しくは別の記事にしますが

それを聞いた来望が動揺して
落ち着かない状態になり、



師長さんやケアチームの方に
話を聞いたりしてましたし

私は私で別室で今回の件について
話を聞かされましたが・・・

ムチャクチャです。

こんな事があってもよいのか?
というぐらいに。
来望も怒りと悲しみが
整理できずに泣き叫んでます。

しばらくしてから
奥様も急いできてくれました。
そこからは話し合いの時間。

看護師さんなども含めて
みんなで話し合いをしたり
説明を聞いたりなんですが

結局、病院の病室の都合。

って事なんですよね
病院はホテルじゃないんだから
仕方ないんです。

ここは病気を治す為に

病院なんですよね。
と再確認。

長く病院の中にいると、

とても親切にしてくれる

看護師さん達がいたり、

 

掃除をしてくれる方、

食事も準備してくれます。

 

トイレの掃除、紙もいつも

完璧な状態になっている。

 

勘違いしがちです。

 

なんにしても自分は
娘ちゃんを説得するのに
時間を使い、奥さんも
娘ちゃんを説得です。

奥様は早朝から息子君が
修学旅行だったので準備で
ドタバタと疲れているのに・・

それでも交代だったので
自分は納得できないまま
帰宅しようとロビーにでたら

キズナママがいたので、
今回の一件について
話をしました。

色々問題もあるんですけど
ひとつづつ解決していくしか
ないんですよね。