闘病130日目から134日目はゴールデンウイークで自宅に♪ 190502-0506 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

 

病院に帰って来ました。
明日から治療が始まります。

3泊以上は出来ないので
2度、病院に戻って来ましたが、
それ以外は自宅で過ごせた
素晴らしい10日間となりました。

4月26日から5月6日まで。

当たり前のように

自宅のベットでねる来望。

当たり前のように起きてきて

リビングで食事する来望。

当たり前のように

弟と口喧嘩をする来望。

何処かの普通の家族の様に
みんなでお出掛けをした
訳でもありません。

素敵な思い出が出来た訳
でもありませんが、
 

私達の中では思い出深い

ゴールデンウィークになったのは

間違いないです。

 


(友人からの有名なケーキ?)
 

休みの前半は、

「病院に戻って落ち着きたいわぁ~」
なんて言っていた来望も

「こんなに長く家に居れたら
帰るのが嫌になる・・」

これが本音でしょう。

そして私達が一番願う事。

そうあって欲しいと、

強く願っている事なんです。

 

帰したくない。

帰りたくない。

 

でも逃げられないし

逃げては駄目なんだと

 

「ほんまやなぁ~、

けど、頑張らなね!」

 

ぐらいしか言葉がなく

情けなくなりました。

もっと気の利いたセリフが

あったんじゃないかな。

 

実際に、いくら居心地が良くなった
といっても結局、病院は
治療をする場所でもあり
辛い場所のはずですから。

娘もさることながら
奥様も、またあの生活が
戻ってくるのか・・・
と、落ち込んでました。

 

これも仕方ないですね。

なんにしても、
この休みがあったからこそ、
って思える時が来る様に
頑張っていかないと!

ですよね。


そんな私は奥様とちがって
結構、好き勝手させてもらい
満足な休みだったような・・



何年振りかに、
奥様と二人っきりで
買い物にも行きました。



自分専用の書斎も用意したり
もできました。



車を掃除もしたり
ちょっとDIYも
してみたり、



美味しいものを
作って、沢山食べて
過去最高の体重に
なってみたりも
できましたね。(ん?)

料理もしたし
掃除もしたし、
家族で写真もとったし

それでも、もっと
奥さんを助けてあげて
楽させてあげるべき
だったと反省。

うっ、
また駄目な父親を
露呈してしまった。
奥様、ごめんなさい。

 

そして、また来年

素敵なゴールデンウィークに

なるように、頑張っていきましょう~。

 

もしかしたら

一生忘れられないG.Wに

なったかもしれませんね。