闘病80日目 ギャップの大きさを実感 19/03/14 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

病院に戻ってから

夜になり泣き続ける来望
 

病院に戻ってきました。

 

明日からは、

痙攣や精神的不安が襲う

副作用におびえながら


治療が始まるので
こうなってしまうのは
仕方がない事なのでしょうか?

何も言ってあげれないんです。

自分が苦しい思いをする訳では

ないのですから。

 

ただ、そばにいて、

顔を見てあげるだけしか

出来ないんですよね。

 

溢れる感情を抑えないと

また来望を不安にさせるので

ここは我慢をしないと!

 

 

 

今日は、来望を自宅に残し
昼まで事務所で仕事をしてから

 

車で一旦 帰宅。

家で娘が待っているのが

これほど嬉しいとは。

 

帰宅後、休むまもなく、
病院へと戻ります。

病室で珍しく父も母もいる

状況なので病院に戻っても
自然にテンションの上がる娘。

でも・・時間になって
奥様が帰宅すると
一気にテンションダウン。

ひたすら泣き続けます。

昨夜の自宅にて
就寝前に皆で話しあって

「また明日から治療が始まるし
大変だけど頑張ろうね。
でも頑張ったらこうして
家にも戻って来れるし
悪い事ばかりじゃ~ないよ」

って前向きに奥様が来望に

話をしてくれます。

本当に頼りになってますし

 

来望にとっても一番の心の

より所でもあるんですよね。

 

それでも、実際に戻ってきたら
イキナリこんなにネガティブじゃ~
この先どうなるんだろ?

と、不安になってしましました。

来望なりに体調だったり
精神的に不安定なんでしょうが

多少なりとも変化というか
頑張る姿を見せてくれれば
こちらも前向きに考えられ
るんですけど・・・

 

余りにもネガティブ過ぎて。

 

色々な方に話をいくと

「笑顔」が一番の治療薬

そして抵抗力を付けてくれる

んですよ~♪

 

と、そんな話を来望にも

していただけに・・

 

それでも一眠りしたら
なんとか元気になったようで

そうなると楽しい時間が
過ごす事ができます。


あくまでも、痛みや不安が
一切ない状態での話。

すこしでも何かあれば
また泣き出すし
不機嫌にもなるし
黙るし・・

と、今、全体的には調子が良い。

治療も少しではあるが

良い方向に向かっているだけに
両親ともに先が心配。

嫌な事から逃げて避けて
何かあれば甘えて泣く。

これでは、駄目なんじゃ~
ないかな?って。
今までは心配、可愛そう。
って一心で対応してきましたが

そろそろ・・・そういう時期を超え

病気と闘っていかなければ。

病気に打ち勝つ強い気持ちを

来望にももってほしい。

そう奥様とLINEで
話あった夜となりました。

さぁ~明日からの治療がどうなるか?
頑張っていきましょう!