骨肉腫の初期症状?成長痛?激痛が増していくなら危険! | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。


成長痛って?

最近は成長期の子供なら膝や

足が痛くなる子供が多くなりました。

食文化の変化から身長も高くなり

よりスマートになった様に感じます。

〈症状〉

痛みの頻度は不定期で、4歳頃~小学校低学年に多く長男に多いとされています。診察室にはスタスタと歩いて入室し、診察上腫れや押さえての痛みを訴えないことが多く、レントゲンでも異常がありません。これだけの陰性所見があれば成長痛と診断します。痛みは色々あるみたいです
〈原因〉

不明です。成長する骨自身の痛みであるとか心因性を指摘する文献もありますが、未だに根拠のある原因はありません。私見ですが、長男で母親が構ってくれないという家庭環境や、保育園~小学校でひとりぼっちという学校環境などが関係している症例が多い印象です。基本的には足が痛むようです。膝、足の甲足首など個人差があります。

 

基本的には足が痛むようです。
膝、足の甲足首など個人差があります。

そして夜になると足を痛がることが

多いようです.痛みで目が

覚めてしまう事も。

実際、娘もこの症状だったので

私達もてっきり成長痛だと・・・

 

そして病院にいけば
診察をしても特別、異常がなければ

「成長痛」

と診断されるでしょう。
成長期に原因が明らかでない
痛みがあるので,
「成長痛」
と名付けられたそう。

でも、それって本当に成長痛?


ちょっとまった!
それ、本当に?
と、疑ってくださいね!

実は特別な病気が隠れていたり
病気の前兆だったりします!

成長痛と言われていたのに
白血病だったり神経芽細胞腫だったり
若年性関節リウマチ!そして、骨肉腫・・

ということがあります
これらの病気は
初期にはたとえ検査をしても

最終診断に至らず.
数カ月や数年の経過ののちに
病気自体が表に出て来て
やっと診断がつくことがあります。

勿論、取り返しのつかない所まで
進行している場合も。

私達夫婦も、診断した医者も
皆、成長痛だと思ってましたから。

MRIでも CTでも
異常がないのですから
そう思いますよね。


ですが痛みが一週間続くのであれば
疑ってください!

痛みが、増しているなら
尚更「赤信号」ですよ!

結果として
成長痛ならそれでよい!

でも不安なら近所の病院ではなく
大病院に行きましょう。

いっておいて損はない!

不安になる必要がないからです。

そして、思い当たる病気を
全て口にして医者に
言ってみてください。

全て、医者任せでは駄目です!

なんでも良いです。言って損はないです。
それでも痛みが酷くなるなら

検査の範囲を広げましょう
他に原因があるかも!

外科的だけではなく、

内科的にも広い範囲で疑いましょう。


(後悔)

私達夫婦は共働きで忙しい日々のなか、
痛いのだったら自分で医者に行きなさい!
って言ってしまいました。
 

当然、行く訳もなく・・

一生の後悔の背負う事になってしまいました。
一生なんて簡単な漢字ですけど・・・

二度と会えない事になるのです。


そんな、悲しい想いを
もう誰にもしてほしくないので
是非・・・

セカンドオピニオンをお薦めします!

そして、医者に嫌な顔を
されようが、こちらから

疑わしい病名を伝えてくださいね!  
そうでもしないと気付いてくれません


医者は神様ではないのです。

私達よりも頑張って勉強をしてきた

ただの頭の良い人なのですから。

医者の悪口ではなく、

後悔をしてほしくないので

何度も言いたいのです。

 

それは、自分自身の為、

家族の為、子供達の為なのですから