ホワイトノイズをLINDBERGに! | 歌っていただきたい!

歌っていただきたい!

「歌ってみた」ならぬ「歌っていただきたい!」。
この曲をこのアーティストに、という勝手な思いを綴ります。
Official髭男dismの曲を軸に音楽への思いを放出。
いつか出るトリビュートアルバムで答え合わせできたら♪

ホワイトノイズについて書こう書こうと思いつつ月日が流れていくうちに、4月になったら新曲が3曲もあらわに。ライブをキャンセルしているバンドの所業にあらず。どれだけ貯金があるのやら。ホワイトノイズだってまだ「自分のもの」になってないってのに。

 

ホワイトノイズを初めてきいたとき、あまりのあっさり感に面食らった。東京リベンジャーズのタイアップということだったので、Cry Babyのようなクセの強いものが来ると勝手に思っていた。確かにアニメの内容やCry Babyの歌詞とのシンクロや、ギターの不良感もあるけれど、私には、ピアノで言えば白鍵の音が多く、素直なメロディーラインになっているようにきこえた(確認してないけど)。歌のメロディーだけなら、音楽の教科書の最初に載っていて、クラス替えしたばかりのやや緊張感があるクラスで明るい未来を歌うような曲だと思ったし、Nコンの課題曲としてヒゲダン作Chessboardが発表されたけど、ホワイトノイズのメロディーこそ合唱曲としてふさわしいような気もした。

 

そしてそんなホワイトノイズはLINDBERGの演奏できいてみたいと感じるようになった。LINDBERGは今すぐKiss Meのヒットで注目を浴び、その後も数々のヒット曲を輩出、解散を経て2014年より再始動しているとのこと。今すぐKiss MeはDREAMS COME TRUEの笑顔の行方と同時期のヒットだったと記憶している。その後、兄の部屋ではLINDBERGが、私の部屋ではドリカムがかかるようになった。CDを持っていなくても自然に耳に入ってきていたLINDBERGだが、私にとってLINDBERGといえばBELIEVE IN LOVEだ。当時はバンド全盛時代で様々なバンドがデビューしたが、LINDBERGは正統派のバンドといったところで、紅一点のボーカル・渡瀬マキさんの歌い方は一音一音ひと言ひと言はっきりしていて、音程も正確に誠実に歌っている印象だった。その歌い方とバンドサウンド寄りなギターの雰囲気がホワイトノイズに合うのでは、と思ったのだ。

 

ヒゲダンはタイアップの曲が多く、現在放送中の山田裕貴さん主演のドラマも「どれだけドラマと曲が合うのか」という興味でみている。今まで好きなアーティストがタイアップするから、という理由だけでテレビ番組を選ぶことはまずなかったが、ヒゲダンの関わる主題歌はぴったり具合が異常で、それだけの理由でみてしまうことがある。ただ、必ずしも全部のタイアップ作をみているわけではない。

 

東京リベンジャーズについてもアニメ化されたときはみなかったのだが、先日、実写映画が地上波で放送されていたので、ストーリーを知ってCry Babyとのぴったり具合を確かめよう、とみてみた。しかし残念ながら私には喧嘩シーンの連続はきつかった。自分が負わなくてもよい痛みを感じ、理不尽な怪我がどうしても受け止めきれず、結局最後までみたけど、何度も途中でやめようとリモコンを持ったり置いたりしていた。若い頃はヤンキー漫画もそれなりに読んだが、今回はカラーだったからか、年齢を重ねて感受性が強くなりすぎているからか、残念な結果となった。Cry Babyどころではなかった。今のところリベンジの予定はない。

 

次回はShowerのことを書こうか、新曲かというところ。