SWEET TWEETを吉岡聖恵さんに! | 歌っていただきたい!

歌っていただきたい!

「歌ってみた」ならぬ「歌っていただきたい!」。
この曲をこのアーティストに、という勝手な思いを綴ります。
Official髭男dismの曲を軸に音楽への思いを放出。
いつか出るトリビュートアルバムで答え合わせできたら♪

吉岡聖恵さんはいきものがかりのボーカル。吉岡さんのデビュー当時から変わらない、まっすぐで若々しい歌声がこの曲に合っていると思った。

いきものがかり・吉岡聖恵さんは郷土の星のひとり。神奈川県が出身の有名人はものすごくたくさんいて、ミュージシャンでもサザンTUBEゆずなんかもそうだし、吉岡さんと同じ厚木出身なら夏のお嬢さん榊原郁恵さんや元祖アイドル・小泉今日子さんもいる。だからといって、あくまで隣町出身なのでイマイチ心から誇りには思えない節がある。これは神奈川県民特有なものなのか私だけなのかは定かではないけど。誇りには誇りだけど、在住市の市民だという自覚はあっても「神奈川県民」という自覚に欠ける、というか。ああ、すごい人が近くの出身なんだなあ、としみじみするのみ。

いきものがかりが世に出てきたとき、近所の方だということと、いわゆる「ドリカム編成」だということが気になった。最近これまたドリカム同様男女二人組となったが、ドリカム同様、今後も世の中に元気を届けてほしいと願っている。

SWEET TWEETはヒゲダン初期の曲で、私はMTVのMV特集で知ることになった。MVで知るとどうしても映像に思考が引っ張られる。高校が舞台になった、瑞々しさがあふれるMVになっていて、若い世界観の曲だと思い込んでいたけれど、よく歌詞を聞くと「高校生」をストレートに感じさせる部分はない。ただ、MVの始まりはチャイムの音が鳴り、歌詞の内容も恋し始めの初々しさを感じるので、高校が舞台になっていることに違和感はない。

聴覚→声→夜中の電話がモチーフになっていて、若い頃こういうことあったあった、と私のノスタルジック心を刺激してきたけれど、いまどきの若い人も長電話とかするんだろうか。我が家の若者たちは異性の影を全く感じないので、現代の恋する若者像がいまいちわからない。なかなか終われない長いLINEとかは想像できるけど、わざわざ話すのかなあ。ラジオもそうだけど、声だけで相手を感じるのも想像力を掻き立てられて、なかなかステキな時間だと思う。

この曲、典型的なバンドサウンドで、間奏などのギターソロが「ザ・ギターソロ」という感じでめちゃくちゃかっこいい。意外とこういう曲が少ないように思う。そして藤原さんの声も若々しい。今歌ったら全然違う感じになるんだろうなあ、と思う。

次回Clap Clap西城秀樹さんに!の予定。