続きです。

 

1退職時の引継ぎ・その1【嫉妬編】→コチラ

 

2退職時の引継ぎ・その2【前任者のお話①】→コチラ

 

3退職時の引継ぎ・その3【前任者のお話②】→コチラ

 

 

後任の2人がいよいよ入社ビル
この日、5人が入社してきた。
中途入社だと入社手続きが終わるといきなり配属でOJTスタートという場合もあるけど、
今回は初日は人事部が一日研修することになった。
研修というよりも、初日だし、会社全体の説明をするって感じ。
私も入社初日はこの研修を受けた
メモ
そして、人事部としてこの研修を何度も受け持った。


今回、内定から入社まで時間があったので、事前に5人には初日の持ち物・案内などを書面で通知したポスト
何時までに総合受付に来てください、受付担当にも案内依頼をお願い済み。


受付から「全員揃いましたよ」と連絡をもらったので、人事部の男性先輩2人と部長と会議室に向かった。
採用試験の過程で何度も会っているけど、私の後任が2人もいる。
何でだろ
はてなマークドキドキが止まらなかったハートブレイク

 

会議室のドアを開けると、何だか違和感がDASH!
キャーキャーと5人でおしゃべりしていたガーン
今までこの場面は何度も経験しているけど、いつもだったら非常に緊張感があり、ビシッとした空気が流れるのである。
こちらもあちらも緊張する。
なのに、その雰囲気が全くなく、「おはようございまぁす。」と
DASH!
何だ、このチャラチャラした感じははてなマーク
テンションが高い汗
若い女性のみだからだろうか。

はしゃいでいて、カフェでガールズトークしているようだDASH!

 

この5人、すっかりと仲良しなのだDASH!
面接の時、控室で意気投合したらしい。
長時間待たせた会社側の対応も悪かったと思う
連絡先を交換して、一緒にがんばろう!と励まし合い、情報を交換し合い、内定者としてもう仲間になっているのだ。
新卒ならこういうこもありそうだが、中途でも年代が近かった人たちが集まっていたので、こういうコミュニティが結成されたようだ。
スマホって本当に便利だよねぇ
携帯


そして、私は後任①の姿にビックリしてしまったショック!
採用試験の時は黒髪にナチュラルメイクだったのに、金髪につけまつげ、ド派手アイメークにピカピカネイル・・・ネイル
一瞬、誰って思った・・・ギャルだ・・・ガーン
就活中はナチュラルだったけど、元々はド派手ギャルだったのだろうか汗
きっと、採用試験の過程で何度もこの会社に通って、女性社員の様子を見て規則がないと判断したのだろうDASH!
でも、ここまで派手な人はいないけど・・・後任①はこれでもOKだと判断したのか。


実際、お局トリオは髪は年齢を全く考えていない派手なカラーをしている。
ネイルも派手だし、メイクもバブリーな雰囲気で濃い
口紅
私は年相応って大事だなってお局トリオを見て、いつからか黒髪に戻した。
確かに、髪色やネイルに関しては何も規則はないし、私もカラーをしていた時期やパーティーやイベントがあるとド派手ネイルをしていたこともある
ネイル

 

後任①の変貌ぶりに本当に驚いてしまったショック!
これは・・・上層部は注意するのだろうか・・・規則はないからきっとしないだろうな・・・女性社員には特に甘いし・・・
でも社内で浮きまくるだろう
DASH!
そして、お局トリオの強烈なチェックが入るだろうドンッ

もう知らないハートブレイク

 

とりあえず部長から簡単なお話をいただき、入社手続きへ。
関係書類をまず記入してもらった。
集めると、後任②がエンピツで記入していた
メモ
またまたビックリショック!
学生か!?と感じた。

常識にて、他人へ渡す書類、ましてやこういった手続き関係の書類はペンで記入するのが当たり前だと思うし、マナーではないだろうかはてなマーク


後任②は先輩社員にペンで書き直すように指示されていた。

 

「あはははっ。こういうのはペンで書くのが当たり前でしょ~。」

 

と後任①が突っ込み、4人で笑っていた。
本当、楽しそうである
DASH!

まさか応募書類もエンピツで送ってきたのかなぁ、と気になって後日、後任②の履歴書を確認してしまった汗
履歴書はペンで書いてあった。

 

そして、持ち物に『●●のコピーを一部、準備願います』と案内に記載した。
なのに、5人中4人がコピーを準備せず、●●の原本を持ってきた。
迅速に手続きを終わらせる為に、いつもコピーを持って来てもらうようにしている。
どうして持ち物に記載があるのに、準備してこないのだろうか。
コンビニでコピーする、自宅のプリンタでコピーする、時間はたっぷりあったはずだ
DASH!

 

「コピーとってないんですが、どうしたらいんですかぁ?」

 

と後任①が言った。
全然悪気がない
ハートブレイク


私、またまたビックリショック!
ここは怒ってもよい場面だと思ったけど、黙っていた。

 

「コピーを一部、持ってきてって案内に書いたよね?どうして持ってこなかったの?」

 

と男性社員が聞いた。


4人とも答えない。

 

「会社だから、コピー機なんてたくさんあると思った?原本さえ持って来ればいいと思った?
何で持ってこなかったの?
こちらは迅速に手続きを終えて、研修に入りたいからコピーの準備をお願いしているの。」

 

冷静な先輩の口調に一気に空気がピーンと張詰めたのが分かったひらめき電球


先輩もこの5人の緊張感のなさ、自分達の立場を履き違えているこに全く気が付いていないことに苛立ったのだろう。
叱って当然だ
ひらめき電球

 

「お昼休み明けに再度、集めるからそれまで準備しとくように。」

 

と言った。

この子たちにちゃんと響いて、ちゃんと理解したのだろうか・・・はてなマーク
心配になったDASH!

 

私だったらお昼休みにコンビニへ走り、ちゃんと謝罪して再度提出するけど・・・


その前に、原本させ持って来れば良いという考えがどうしても理解できないDASH!
実際、一人はちゃんとコピーを持ってきたが・・・コピーさえとらせてくれない会社、ケチとでも思っていそうだ・・・

 

その後の休憩の時に、4人が私に「一番近いコンビニはどこですか?」と顔面蒼白で聞いてきた。

 

「わかった?」

 

とだけ私は4人に問いかけてみた。

 

4人がどういう意味でこの言葉を受け取ったかは分からないけど、

 

「はい。すみませんでした。」

 

と頭を下げた。


自分たちがした事の重大さに気が付いたのだろうか、反省している様子だDASH!
後任②なんて涙目になっている。

 

この様子を叱った男性社員に報告した。

「コピー機、貸しますから。」と私が男性社員に言うと、うんうん、と頷いた。

申し訳なさそうに身を縮めて人事部でコピーする4人の姿を見て、わかってくれたに違いないと信じたい。

 

ちょっとほろ苦い初日になっちゃったかなあせる

 

それにしても、社会人1年生の時って私もあんな感じだったのだろうか。
でも、会社にコピー機はあるはずだから原本さえあればいい、とか考えもせず、素直にコピーはちゃんと1部準備して持って行ったわよ
!!

 

 

つづく。

 

 

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