続きです。
退職時の引継ぎ・その1【嫉妬編】→コチラ
退職時の引継ぎ・その2【前任者のお話①】→コチラ
みなさんも経験あるのではないでしょうか・・・
前任者と比較されたり、前任者と比較してしまったこと。
ちょうど今、年度末で異動シーズンですね
今、お忙しかったり大変な思いをしている方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
応援していますよ
私のモットーは「自分でされて嫌なことは他人にはしない」。
なので、私は絶対に新しい人が来ても、その人と前任者を比較することだけは絶対にしないようにした。
コピーロボットじゃないんだもん、その人はその人のやり方がある。
心の中で、「前の人の方が良かったなぁ、仕事やりやすかったなぁ。」と思っちゃうこともあったけど、必要最低限、前任者の名前を出すこともしないように細心の注意を払って接するようにした。
社内間の異動ならいいけど、退職なら出来れば歓送迎会も一緒にやらないで別々の方がいいとも思う。
前任者は「経験者」で「ベテラン」、後任者は「新人」。
すぐに同じように出来ないのは当たり前。
特に私は最初から未経験であることを承知の上で採用してもらった。
私は図々しい性格だし、人見知りもしないし、新しい環境にはすぐに慣れる方。
仕事が自分に合っていたし、後日、上司や同僚に
「未経験者なのは知っていたし、いきなり即戦力とは思っていなかったから、むしろあの短期間で仕事を覚えたことにビックリした」
と言われました。
それはA子以外の先輩たちが良くしてくれて、私を受け入れてくれたお陰だ。
私の入社当初、とにかくA子は私と前任者を比較していました。
「○○さん(=前任者)の方が仕事が早かった」
「○○さんの方が仕事が出来ていた」
「○○さんの方があのポジションはふさわしい。若いくるみちゃんには無理」
「くるみちゃんっていつ辞めると思う?私は1ヶ月持たないと思っていたけど、まだいるね。
○○さんを呼び戻すべきだと思う」
など、直には言われないけど、わざと私に聞こえるように言っていました
そして、
「あたしにはお姉ちゃんが必要なんだ。くるみちゃんみたいな若い人がきて、本当にガッカリしているし、迷惑だ」
とハッキリと言われました・・・
最初は仕事が分からなくて当然じゃない・・・少しでも慣れるように毎日がんばっているのに・・・と涙した覚えもあります
それから、私と前任者がほぼ同じ身長だと分かった時・・・
「くるみちゃんと○○さんは同じ身長でも体重は全然違うわよね。くるみちゃんは職場で幅、とっているわよね。」
と言われて、もう怒りを通り越して呆れました┐(´∀`)┌
A子なんて私よりも太っているのに
もうとにかくA子の口からは毎日何度も○○さん!○○さん!
社内の飲み会をするとなれば、「○○さんも呼ぼう!」
何かあれば「○○さんに報告しなくちゃ!」
「今日、○○さんと会う約束しているの!」
部に貼ってあったカレンダーには「○○さんの誕生日」とわざわざ書いたり・・・
正直ね、もう○○さんは過去の人なの
今は私
って叫びたかった
前任者と比べられることは本当に辛い
常に比較されて、本当に本当に悔しくて、いつか見返してやると心に決意したことを覚えています。
やるべきことをやって、精一杯仕事をしていれば、周りもやがて、私のことを認めてくれるようになるに違いない。
焦ったらきっとダメだ
私のキャラを浸透させて、くるみちゃんが来てくれてよかった
○○さんが辞めてくれてよかったと思わせてやるっ
私の世界に変えてやる
なんて企んでいました。笑
だから仕事がんばれたのかも
A子のお陰で仕事やる気になった私
感謝しなくちゃじゃん
私が評価されるようになってからはこの比較はなくなり、○○さんの名前もほとんど聞かなくなった。
そっか、私、勝ったんだ(勝手に勝利宣言)
ただね、この時、私には連絡くれなかったけど前任者には連絡していたA子。
前任者はすぐに病院に駆け付けたそうです。
私、本当にこのことだけは今でも根に持ってる。
前任者はマニュアルや資料を全然用意してくれていませんでした。
ファイルも引き出しの中もグチャグチャでした。
先輩社員にご指導いただきながら仕事覚えていったけど、とにかく大変だったし、苦労した覚えしかありません。
なので、私は後任の方がとにかく困らないように、ということを一番に考えて引継ぎを行うことに。
そして、私は辞めたらもう一切、この会社とは関わらない。
正式な飲み会には誘われても行かないし、ましてや会社に行くなんてことは絶対にしない
もう後任①②の世界が待っているのだ。
きっと後任①②も最初は私と比較されるでしょう。
そして、「くるみさんは過去の人なのに」と私や周りに嫌悪感を抱くかもしれません。
でも、私の名前はきっとすぐに全く出なくなるし、後任①②には早く私の名前が出ないように頑張って欲しいと思う。
やっぱりこうやって忘れられちゃうのかな・・・淋しい・・・
こうして始まった引き継ぎ。
まぁスケジュール通りに行かないし、こんなに大変だったとは・・・
いつもありがとうございます