8年前からの、「ぼくが実現したいこと。」 | クルミドコーヒーのブログ

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西国分寺駅前
くるみをテーマにした
こどもたちのためのカフェ

どうもこんにちは。かげやまです。

 

「オレたち、なんでこんなこと

 やってんだっけ?」

自分からも少し、書かせていただこうと思います。

 

久しぶりに

8年前に書いたこの記事のこと

思い出しました。

ぼくが実現したいこと。

 

この気持ち、変わっていません。

 

お店を一緒にやってくれている

メンバーに対しても。

お店を訪ねてくれる

お客さんに対しても。

 

ぼくらがお店をやるに際しての

基本姿勢であり合言葉

「時間や手間をちゃんとかける」というのも

その源には

「あなたは大切な人だ」と伝えたい

その気持ちがあるのです。

 

だって

コーヒーにしたって、ケーキ一にしたって

「まあ、こんなもんでしょ」っていうくらいの仕事で

出迎えられたとしたなら

「まあね、自分はそんなもんだよね」って

気がつけば自分で自分を

低く見積もってしまうようになるだろうと思うんです。

 

それが、時間や手間ひまかけた

丁寧な仕事だったとしたなら

自分のことを大事に扱ってもらえたと思えたとしたなら

少しずつ自分で自分のことを

認めてあげられるようになるかもしれない。

 

そして今は

コーヒーやケーキを例えに出しましたけど

これは別にそうしたものばかりじゃなく

実は、日々のちょっとしたあいさつにだって

同じことが言える。

 

「あなたは大切な人だ」の気持ちを乗せて

日々のあいさつをできるかどうか。

 

カフェをやっているぼくらは

メンバー間で、さらにはお客さんと

そういう交換をする無数の機会に

日々めぐまれている。

 

 

今回

「オレたち、なんでこんなこと

 やってんだっけ?」

についてみんなで考えたのは

きっと、こうした「動機」を

見つめなおしたかったからなんだろうと思います。

 

「やること」や「やり方」

つまり、WhatやHowは

目に見えやすいから

ちゃんと引き継がれていきやすい。

 

でも、Whyは

日々の営みの源にある動機は

放っとくと

ついついどこかに行ってしまうんだろうと

思うんです。

 

日々の営業は

そのこと抜きでも

まわしていけますからね。

いや、むしろ

いちいち動機と向き合うようなことは

とてもとても大変で

日常的にできるようなことではきっとないから。

 

そして今回

一人一人の記事を見て

改めて思ったのは

自分たちの仕事の源となる動機は

メンバー一人一人

違っていていいんだろうと思うんです。

 

その上で、ときに

それらをぶつけ合ったりできたなら

それはそれで

とても刺激的な機会にも

なるでしょうしね。

 

ただ、その中身がなんであったとしても

動機のある仕事と

動機のない仕事は

やっぱりちゃんと伝わってしまう。

 

よろこんでもらいたい

楽しんでもらいたい

安心してもらいたい

自分の技術を見せつけたい

いいものをつくりたい

いい場をつくりたい

 

なんだっていいんだろうと思います。

 

ぼくは

目の前の人に

「あなたは大切な人だ」と伝えたい。

 

2017年の営業も

残り2日です。