シンガーにして
ピアニストにして
尺八奏者にして
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イケメン・・・
・・・それでいて謙虚。
松村湧太さん
つい先日（1/22）も
佐々木聖也さん、三矢真之さんとのユニット
『THE SHAKUHACHI TRIO』で
渋谷区伝承ホールに
200人もの人を集めました。
しかも驚くべきことに
当日、会場で売れたＣＤが
なんと110枚。
そのライブに居合わせた方々が
いかにそのサウンドに
そのトークに、その演出に
酔いしれていたか
その興奮の様子が想像されるようです。
松村さんは
東京藝術大学
邦楽科 尺八専攻
ただ松村さん
ご自身のことを称して
「尺八界の過激派」とも。
それがどんなに
その世界では普通の慣習であったとしても
自分がおかしいと思えば
それによって
音楽の可能性が制約されていると思えば
歯に衣着せず主張し
戦ってきたと言います。
そんな彼が
常々口にしてきているのが
次の言葉。
「お客さんが楽しんでくれなければ
音楽家はこの世で一番いらない職業」
そう。
彼が「戦って」きているのは
自分がイヤだから、ではなく
伝統をリスペクトしていないわけでももちろんなく
そこにとどまっている限り
それでは邦楽の未来が切り開かれないと
そう信じるからこそなのでしょう。
高校から音楽高校で
当時の専攻はピアノ。
副科で声楽。
そうした
いくつかの角度から
音楽に関わってきて
松村さんは今
「自分はシンガーなんだ」と
語ります。
少し意外な気持ちがしました。
尺八のイメージが強かったですし
尺八奏者としての松村さんの未来も
十分に明るいような気がしていましたから。
でも
ピアノに取り組み
尺八にも取り組んできた結果
彼が今、感じているのは
「最後は、うた」
という感覚なのだそうです。
「やっぱり、人間の声にかなう楽器はない」
この話は
他の音楽家の方からも
聞いたことがあります。
もっとも
松村さん
ピアノも「うたうように」弾くし
尺八も「うたうように」吹く
反対に
高校３年生のころ
声楽のコンクールで
優秀な成績を修められたのも
それまで尺八をやってきていたからだと思うと
松村さんは言います。
つまり
冒頭の話に戻ると
「天は何物も」なわけではなく
彼は「うたう」ことを
ピアノを通じて
尺八を通じて
自分の声を通じて
ずうっとやってこられているという
ことなのでしょう。
そして
そこへのアプローチを
一つの道に限らないこそ
いま、彼の音楽に
広がりと深みとが
生まれつつあるということなのでは
ないでしょうか
彼の夢は
シンガーとして
日本人初のグラミー賞を取ること。
いや、うそをつきました。
彼は「夢」という言葉を使いませんでした。
代わりに「目標」という言葉を。
それはもう
夢見ることではなく
自分の人生で「やること」として
具体的に位置づけられているものなのでしょう。
そして彼は
そのための努力を
日々、怠りません。
松村湧太さん。
お名前、覚えておけるといいですね。
そして、2月18日（木）
是非お店まで
会いにいらしてください。
音の葉の夕べ日時： 2016年2月18日（木） 19：30～21：00頃
参加費： 2,000円（ワンドリンク込み） *ぶんじ、使えます。
中学生以下 1,000円
定員： 15名
進行役： 影山知明
お申込み： メールかお電話にてご予約承ります。
info[at]kurumed.jp / 042-401-0321（10時半～23時までOK）
プログラム・『竹田の子守歌』 （尺八）
・『いのちの名前』 （尺八）
・ショパンの『革命』 （ピアノ）
・『Be our guest』 （弾き語り）
・『Smile』 （ジャズ弾き語り）
・『Treasure』 （尺八、オリジナル曲）
*ピアノは、会場の都合上
電子ピアノでの演奏となりますこと
どうかご容赦ください。
*曲目は予告なく変更されることもございます。
うた・ピアノ・尺八：松村湧太（まつむら・ゆうた）さん
プロフィール
東京藝術大学邦楽科尺八専攻卒業。
“尺八のイメージを全く覆す美しい音色を奏でる”演奏が高く評価され、演奏家として多くの共演者とのステージ経験を重ねる。
和洋幅広い音楽的基盤を駆使し国内外で演奏活動を続けている。
松村湧太 公式ブログ
THE SHAKUHACHI TRIO 公式サイト
先日（1/31）
クルミドコーヒーで開催させていただいた
コンサートの様子
みなさまのお越し、お待ちしております
