クルマーシーは日本にいるよ。 -26ページ目

クルマーシーは日本にいるよ。

今日もこんにちは。これから新しい生活です。

今日はとてもいい天気。
フランスの田舎に旅をするため、ジヘイちゃんと街でミートアップしました。

街にある大きな本屋さんでがっぽりトラベルガイドを抱え込み、隣接した喫茶店に持ち込みます。
だけどフランス語で頭がくらくら。
名前を覚えるのにも一苦労です。
昼から夕方までもくもくとガイドと格闘し、いったん休憩であとは家に帰ってスカイプで会議だ、ということになりました。
こんなに晴れた日に一日中部屋の中にいたなんてもったいないもいいところ。
バスに乗る前に少し散歩する事にしました。

トッテンナムコートロードがピカデリーにとことことっちゃん。
ちょうどミュージカル「プリシラ」がやっていた劇場の前を通りがかります。

ジヘイちゃんが「これはおもしろいのか。」と聞くので、私はどんだけドラッグクイーンに恋したか、そしてどんだけ寝ても覚めないか。
特にオリバーはどんだけかっこいいか、どんだけ恋いこがれちゃったのかを力説していました。
ちょうど劇場の周りにはミュージカルの写真がぐるりと飾られているのです。
オリバーを指差しながら「あっ、ここにもいるよ。これ、この人ね。」「こっちの写真は顔よく分かんないけど、これね。かっこいいでしょう?」「あっ、ほら、これよく見える。あ~かっこいい~。」

と、ちょうど劇場の周りを半周したところで驚愕!!!

「ひょえー!!あれ、ちょっと。本物だ!本物のオリバーがいる!!なんでっ。どうしてっ。いやだ、どうしようっ!!!」

本物がいました。
私が脇目もくれずに写真のまわりをぐるぐるとしていたら、目の前に本物が。
夢じゃありません。
ほ、ん、も、の。

夢にまで見たオリバーさん。
一番左ね。
頬にちょこんとのせる指がチャーミング。微笑ましい。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-プリシラ

そして、メイクをとればこんなにイケメン。
あたしが会ったのはこのイケメンの状態で。セレブの状態で。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-オリバー

そんなこんなでオリバーさんと一緒に写真をとっていただいたのですが、あたしってば本当に緊張して「ありがとうございました。」すら言えませんでした。
後からジヘイちゃんに聞いた話だと、わたしは「ありがとう。」も言わずにオリバーの前に突っ立ってニコニコと笑顔を向けていたそうです。

あたしのバカっ!!ほんとうにバカっ!

最後にもう一度イケメンオリバーさんを。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-オリバー2

さあ、この情熱をいざフランスに!
さーてさてさて。

ヘルシンキの話の後はストックホルムですね。
あたし、27年の人生の間でちょこまかとどっかに行ったり来たりしてるけど、ストックホルムは今まで訪れた場所で一番好きな街でした。

も、ち、ろ、ん。
ここは魔女の宅急便の舞台になった街だし、長靴下のピッピもいるわけだから最初から相当ひいきされているわけですが。
おてんば娘はスウェーデンにいる!!
いざ、私もゆかん!!

ムーミン谷には行けなかった腹いせに、ここでドカンとやってやろうという意気込みでコスプレまでしてきました。
どうぞ。

クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-キキ飛び立つ
キキ、飛び立つところ。

クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-飛び立った
キキ、飛び立った!!

そして、これが時計台かなあー。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-時計台
ここに、ピューンてキキが飛ぶんだねえ。かわいいねえ。

もう、みてよ。これ。あの音楽が流れてくるね。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-ストックホルム
チャラッチャッチャラ~チャチャチャッチャラ~♬ってね。素敵ね。
ほんで、飛んでくるんだよ。ラジオ聞きながらさー。いいねえ。

もう、バルト海っていう響きがロマンチック。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-海

そして、ムーミンの家がストックホルムにもありました。
きっと別荘ね。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-ムーミン
もちろん、ムーミンは冬眠中なので不在。

そんな感じ。
スウェーデンが一番!スウェーデン男子も一番!!
旅行から帰ってみると、短い間だったにも関わらず浦島太郎的な感覚になります。
友達から電話がり、彼から電話があり、あーだこーだこんなだあんなだと長電話をすると本当に久しぶりに世界に触れている感覚になるのです。
母親から兄が結婚するとの報告も、「いつの間にっ!?え、ていうか、いつの間に?」と。
フラットのキッチンも「え!何があったの!?」というぐらいの荒れ模様。
あたしのいない間に泥棒が入ったのかしら、と思うほど。

さらにさっそくジヘイちゃんからメールが届きます。

「この1週間退屈で死にそうだった。しょうがないから勉強しちゃったわよ。」

ジヘイちゃん、あまりのやることなさに学校ばっかり行ってたそうです。
さ、す、が。

「明日、お茶しよう。TATE MODERNで面白そうなイベントやってるの。」

ジヘイちゃんの言う「面白い」は大抵あたしの「つまらない」なのですが、久しぶりなので会う約束をします。
そうはいっても、ジヘイちゃんと会うのは面白いのです。

TATEでやっていたのはThe Long Week End 'Do it yourself'というイベントでした。
Arte Poveraを基盤にしたイベントです。
Arte Poveraとは、1960年代中頃からイタリアの評論家が使った言葉で「貧しい芸術」を指すそうです。日常的な素朴な素材を使って作られた作品を言うのです。

クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-the long week end
Tate Modernの広場にわんさか子どもが集まる様子

「こんなの今やるのはポイントレスじゃないかしらん?」と私が言うと、ジヘイちゃん「たまにはこういうのも必要なの。」と睨みつけてきます。
いつも意見が噛み合ないので、こうしてジヘイちゃんが変わらず元気なのだと再確認します。
ふむ、よし。

結局イベントはスルースルーして、テムズ川を散歩します。
するとまたこんなのが。

クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-BFI

そして、気づきます。

「ああ、観光シーズン突入だからか。」

と、いうことで街にはこんなのが溢れているのですね。なるほろ。うーん。

さらにもうBFI Southbank Galleryで一つ作品をみたのですが、それも置いといて。
なんだか、これが夢なのか現実なのか分からないような気分でくらくらしながら家に着きました。

そして旦那さんと喧嘩したままでてきたという友達といつものように世間話をして、やっぱ友達は大事だという結論に達したところで夜は更けていきました。