今朝早くに雨が降っていたらしく、本日のグローブハウス周辺は湿った道と空気と、「冷た暖かい」感じの気持ちのいい温度で心満たされています。
この「冷た暖かい」温度はなかなかある話ではないので、とても貴重です。よく春先にこの温度を感じることができます。とにかく、ちょうどいいわけです。
ちょうどいいといえば、お茶を飲むときにもそんな「冷た暖かい」温度があります。
熱々とぬるいのちょうど中間です。その温度に運良く遭遇した時は私はいつもお茶を一気飲みです。
一気飲みをしても熱くなくて、ゴブゴブ飲めるお茶史上最高温度です。
さて、昨日はSerpentine GalleryにRichard Princeの"Continuation"というショウを見に行きました。
Richard Princeといえばアーティストの間でも特に男衆の心をつかんで放さない、アート界の男のロマンとも噂される名高いアーティストです。ええ。
彼の作品を見ながら、私もついつい男になってしまいました。
それにしても私はSerpentine Galleryはいいなあ、と思います。
Hyde Parkの中にあって、そこに辿り着くまでに公園を散歩できます。なんなら、ピクニックもできます。
ギャラリー自体は大きすぎず、天井が高くて広い部屋が4部屋ぐらいですっきりです。
一人のアーティストの作品を丁寧に展示するのにちょうどいい気がします。
公園は土曜日のせいもあってか人々で賑わい、そんな中でSerpentine Galleryも公園の中の憩いの場となっていました。
そして照りつける暑さの中、バスに乗り込みイーストに戻ります。
2階建てバスの先頭に意気揚々と座り、太陽のポカポカ陽気とバスの心温まる揺れ心地にうっとりとしていると、隣に怒れる黒人のおじさんが乗り込んできました。
その独り言のうるさいこと!
マックポテトを食べながら、職場の上司の愚痴を言ってはぶん殴る練習をしています。
誰一人として、近づこうとしません。なんしろ、私の場合は先に乗っていたので近づくも何も、隣です。
私は耐えました。だって、大丈夫だもん。別に死にゃあしないもん。と自分に言い聞かせ、私は仏陀の教えに従い瞑想を始めました。
すると何も知らない綺麗な白人女性が、これまた意気揚々と私の隣に座りました。
おそらく、空いてる席を見つけまっしぐらに来たのでおじさんのことが見えなかったのだと思います。
しかし、よくよく周りを見渡してみると大声を出しながらブンブン腕を振り回す黒人おじさんと、その横で一点を見つめ意識を飛ばしている東洋人の子どもに囲まれ逃げ場がありません。
やれやれ。
わたしはそんな可哀想なお姉さんを横目にバスを降りました。
そしてWhite Cubeにてくてくと歩きました。Ernesto CaivanoのEcho Gambitというショウでした。
そらあーまあ、細かい細かいドローイングです。
木が爆発して破片が飛び散ります。パーーーーーーーーーーーーンと。
この、独立しているように見えるドローイングには悲劇的な恋人が離ればなれになり木の世界に送り込まれてしまったというナラティブがあるそうです。
私はそんなこと知らずに見ていたので、「あー、そんならそういう風に見たかったなあ。」と思いました。
さて、今日は文頭でも述べたと通りグローブハウスは雨なので「グローブハウス読書大大会」を開催します。
では、後ほど。