ヴィツをブロックでこすりました
鉄板に穴が開き普通なら新品のパネルに取り替えとなりますが
ドアの交換だけで平均7~10万前後の出費となります。
お客様と相談の上
保険を使わない修理の希望でしたので、今のパーツを再使用(修理)する事にしました。
裂けているパーツを部分的に切開して直します。
さながら外科手術みたいです
変則的にパネルの表面から切り込みを入れて形を造ります。
この様なラインが多くあるところは高くなければ溶接でOKです。
最新式のTIG溶接機で仕上げていきます。
成型が終了したら下地を馴らし
パテで仕上げます。
ボディ色に合わしたサフェーサーの上から中を塗装しておきます。
色ボカシの為にドアを取り付けての塗装になりますので先に中を塗ります。
近年のシビアなメタリックやパールでは単体で塗装すると色ずれしやすいので
当社では極力取り付けた状態で通しの塗装を心がけています。
新品ドアの塗装はノサンディング工法で サブ、中の色塗り、外まで
中仕上げ用のクリアー とドアを開けずに作業出来る様にします。
この状態のパーツを取り付け後、仕上げ塗りになります。
下塗りを済ましておいた新品ドア前の下に少し悪い所があり直しました
塗り上げました。
ドアを組み替えし出来上がりです。
どの様な状態の修理でも、お客様の予算に合わせた修理方法の
相談をお待ちしています。
12月の中盤以降は込み合いますので修理の計画はお早めに(^^)