我が家は昨年から本格的に車用FFヒーターをテントで泊まるときに使用してます。
FF式ストーブのFF(Forced Draught Balanced Flue)とは強制給排気という意味の英語です。 強制給排気とは燃焼用の空気を室外から強制的に取り入れ、室外に排気する方式です。 通常の石油ストーブより優れた部分が多く、寒い地域を中心に人気のストーブとなります。
燃焼に必要な空気を外から吸気して灯油が燃えた排気は外に排気するので理論上テントの中は全く汚れ無いので換気の必要がありません。
私が使用しているのは車用FFヒーターですが、以前は家庭用FFヒーターの利用も考えましたが吸排気管の取り回しが難しく断念していました。また車用FFヒーターはもともと欧州製が多くほとんどが20万円前後と高額でしたが、ここ数年中国製の車用FFヒーターが1.5万円前後で販売されて、さらにFFヒーター本体と燃料タンク(5L)が一体になったものが販売になっていたのこれをキャンプに使用することにしました。
今回は積雪が多いので吸気・排気管を長いもので作りなおしました。
今回3泊4日でおおよそ40cmの積雪がありましたが排気管は熱で雪に埋まりませんが、吸気管は雪に埋もれるので高い位置に設置しました。
snowpeakのエルフィールドは完全に雪に埋もれていましたがFFヒーターのおかげでテントの中は自動で温度設定が出来るので石油ストーブや薪ストーブのように温度の調節のわずわらしさはありません。
到着した初日から撤収するまでの間連続運転をしました。夜間の就寝時はテントの中が15℃になるように設定して日中は23℃前後設定しましたが灯油の消費量は約20Lでかなり低燃費でした。
またこれだけ外気温度が低い中で石油ストーブ使用すると燃焼した灯油から発生する水蒸気でテントの中は結露で雨が降る状態になりますがこのFFヒーターではテントが結露することもありませんでした。(雪とテントが接しているところは結露していました)
一酸化炭素濃度は常に0ppmでした。
また電源サイトでよくある1000~1500Wの制限の中でも我が家の場合は電気カーペット750W、FFヒーター50W、電気敷毛布2枚 140Wでも1000W以下なのでほとんどの電源サイトで使用出来ます。
更にFFヒーターは温風をこたつの中に取り入れているのでこたつの中もとても暖かいです。
冬場のテントキャンプで安全に暖をとる方法としてFFヒーターはいいかもしれません。
皆様のご意見や励ましの書き込みお待ちしております。
===== 著作権は管理人に帰属します。当サイトの画像、記事無断転写、無断リンクはお断りします =====