311を知らない子供たち | 学童指導員籐子、時々たびする古代史家

学童指導員籐子、時々たびする古代史家

レアキャラのBBAの冒険家です。主に秘境神社をめぐってます。ほぼ好奇心のみで突き進んでいます。
日常の雑感をちょいちょい書きます。
学童保育の指導員です。
サブアカで雑貨屋始めました。アウトドアキャリアは50年以上。

今日の14時46分、
学童は一年生が宿題タイム。
黙祷しましょうって放送はいるけど、ザワザワ。
そうだよね、だあれも知らない311。
テレビでは津波があったとか、大きい揺れがとかいってるけど、ポカーン。

だよねー、

だからさ知ってる言葉で伝えよう。

ちょっと、勉強しながら聞いてください。
10年前のきょう。いまのじかんに大きな地震が東北であったことはみんなも知ってると思います。
その時、ここも揺れました。

え?って顔する子供たち。

皆さん下校の途中だったので、みんな体育館に避難しました。

とても揺れたので学校のプールの水が溢れて、校庭にこぼれて半分になりました。

避難したみんなは、おうちの人が迎えに来てくれるの待ってましたが、おうちの人はなかなかきてくれませんでした。
どうしてかと言うと、電車もバスもみんな止まってたからです。

おうちの人は歩いて会社から帰ってきたので、一番最後のお迎えは、夜の一時でした。

夜の間じゅう、大きな道は車も人も一杯で、車は動けないし、人は遠くまで歩いて帰りました。

次の日、お店から食べ物が全部なくなりました。
みんなが買ってしまったからです。
電気も止まったりしました。

それでも、東京は被害がすくないところでした。

明日にも同じようなことが起こるかもしれません。
日頃から準備と訓練をしておいた方が良いと思います。

一年生でもちゃんと聞けた。
わかる言葉で話すの大事。