ささて、神話における因幡の白兎。
隠岐の島からワニをだまして鳥取に渡ったという。
これを検証してみよう。
まず、ワニといわれるのは、サメであったというのが定説で、なぜならワニは隠岐の島にいないから。
しかし、近年なんとワニの骨が隠岐の島から発掘されたというニュースが。。。。
これは、神話を裏付ける大発見かと思いきや、年代が2000万年前とのこと。
2000万年前じゃあ、ワニはいてもウサギがおらん。
そもそもいくら神でも大国主がおらん。
ちなみにうさぎの先祖のパレオラグスという絶滅古代種がヨーロッパにいたらしいけど、日本ではみつかってないですね。
で、この説は却下である。
ワニ=サメだった場合、
サメの大きいのは13~14メートル、隠岐の島から出雲までは約72キロなので、5142頭のサメを並べれば可能である。
ウサギの時速はダッシュの時は80キロなので、全速力を出し続けることができるならば小一時間で出雲に到達する。
すごいね、船でも4時間かかるのに、ウサギおそるべし。
普通速度でも時速40キロだそうだから、2時間あれば渡れてしまう。
でも5000頭のサメは無理だろう?
20頭ずつくらいぐるぐる回りながら渡したのだろうか?
ここで面白い話が出てきた。
弥生海退という。
縄文時代は海面が上がって、波打ち際が地上に浸水した、これが縄文改進。
弥生時代は逆転現象があり、海岸線が下がって、陸地が増えたという、これが弥生海退というのだそうだ。
もしかして隠岐の島と出雲がぎりぎり地続きになって、ウサギが渡れたりしたんじゃないか?
とおもって、海図をめっちゃ探したら、弥生海退は2メートルくらいだが、隠岐の島と出雲の間は浅くても海深が20メートルくらいある。
それじゃぁウサギがいくら大きくても足がつかないし、泳ぐことも無理だろう。
でも地続きになるくらい浅いことも事実。きっと氷河期には続いていたんじゃないかな?

その頃にウサギは出雲にわたっていたんだろうか?
しかしさらなる問題が。
それは隠岐の島のウサギは独自進化を遂げていて、隠岐ウサギとなり、
因幡の白兎とは種が違う。

確かに白兎は「白」ではなく「素」ウサギをシロと呼んでいるので、毛並みが白かったかどうかはわからないのだが、そこんとこはどうなんだろう?
というわけで、「はたしてウサギは隠岐海峡を渡ったのかの謎」は
研究持越しとなったのであった。









