税金の分割交渉の注意点 | ●さきがけ代表の実録!

●さきがけ代表の実録!

さきがけの日々をレポートします!!

今朝の記事の続きです。


税務署の担当課に行きました。

なんとなく重苦しい感じ・・・


税務署の担当者がテーブルに来ると、滞納税金目録という書類を見せられました。

「おたくさんが滞納しているのはこの税金です」と。


お客様が

「この税金を6回くらいに分割してもらえませんか」と言いました。


税務署の担当者は目をあわさず、こちらが用意した資料も見ず、事務的な口調で、

「これは税金です。銀行と違って払わないといけないものですから」と突っぱねましたひどくね


私は「銀行と違う」の意味がわかりませんでした。

銀行も契約で返済が決まってるし、税金も納付することが法律で決まっている。

何が違うのでしょう目


税務署の担当者は、さらに

「延滞税だって高いから、早く払った方がいいですよむかっと追い込みをかけてきます。


ついつい、応じてしまいそうになります。

が、このくらいの追い込み、「ナニワ金融道」を精読していればラクラク対処できます(笑)


といったところで、お客様は言い返せなそうだったので、私がサポートに入りました。


資金繰り表を見せ、「本当に資金繰りは厳しいんですビックリマーク」と強めに言いました。

で、税務署の担当者を説得に入りました。


・資金繰りが実際に厳しい旨

・中間納付によって、次の税金の催促が来るまでには納付が完了する旨

・銀行融資を当たっており、融資が受けられたら完済する旨

・今年の後半は、事業の見込が明るくもう滞納はしないであろう旨


そうしたら、税務署の担当者はあっさり

「では6回分割にしましょうか。納付書を用意してきます」と。

納付書を受け取り、納付誓約書にハンコを押し完了ですやっほう


帰り際、税務署の担当者は「税理士の先生がついていれば我々も安心です」と。

最初は怖いこと言ってたくせに、調子のいいプンプン


交渉は資金繰りが厳しい場合はやってみる価値ありです。


ちなみに、税務署に何も相談せずに税金を滞納するのはまずいです。

もしかしたら差し押さえなんてことも叫び


税務署は会社の銀行口座から取引先まで、いろんな情報を持ってますからね。


↓新しく中小企業向けメルマガを発行しました。

税務署とのやり取りなど、生々しいお話も書いてます。
https://55auto.biz/kuro/touroku/entryform1.htm