今朝の記事の続きです。
税務署の担当課に行きました。
なんとなく重苦しい感じ・・・
税務署の担当者がテーブルに来ると、滞納税金目録という書類を見せられました。
「おたくさんが滞納しているのはこの税金です」と。
お客様が
「この税金を6回くらいに分割してもらえませんか」と言いました。
税務署の担当者は目をあわさず、こちらが用意した資料も見ず、事務的な口調で、
「これは税金です。銀行と違って払わないといけないものですから」と突っぱねました
私は「銀行と違う」の意味がわかりませんでした。
銀行も契約で返済が決まってるし、税金も納付することが法律で決まっている。
何が違うのでしょう
税務署の担当者は、さらに
「延滞税だって高いから、早く払った方がいいですよ」と追い込みをかけてきます。
ついつい、応じてしまいそうになります。
が、このくらいの追い込み、「ナニワ金融道」を精読していればラクラク対処できます(笑)
といったところで、お客様は言い返せなそうだったので、私がサポートに入りました。
資金繰り表を見せ、「本当に資金繰りは厳しいんです」と強めに言いました。
で、税務署の担当者を説得に入りました。
・資金繰りが実際に厳しい旨
・中間納付によって、次の税金の催促が来るまでには納付が完了する旨
・銀行融資を当たっており、融資が受けられたら完済する旨
・今年の後半は、事業の見込が明るくもう滞納はしないであろう旨
そうしたら、税務署の担当者はあっさり
「では6回分割にしましょうか。納付書を用意してきます」と。
納付書を受け取り、納付誓約書にハンコを押し完了です
帰り際、税務署の担当者は「税理士の先生がついていれば我々も安心です」と。
最初は怖いこと言ってたくせに、調子のいい
交渉は資金繰りが厳しい場合はやってみる価値ありです。
ちなみに、税務署に何も相談せずに税金を滞納するのはまずいです。
もしかしたら差し押さえなんてことも
税務署は会社の銀行口座から取引先まで、いろんな情報を持ってますからね。
↓新しく中小企業向けメルマガを発行しました。
税務署とのやり取りなど、生々しいお話も書いてます。
https://55auto.biz/kuro/touroku/entryform1.htm