漢字検定の協会に税務調査、ダブルパンチ追徴課税! | ●さきがけ代表の実録!

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漢検と親族企業4社、大阪国税局が緊急調査だそうです。


↓読売新聞の記事

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090706-OYT1T01243.htm


会社のお金で、株を買ったりクルーザー買ったりしていたそうです。

これは10000%、追徴課税を食らいますね!

しかもこの業界でダブルパンチと言われる最強追徴課税が多額に出ると思います。


ダブルパンチとは、

会社で私的な経費を使ったことが税務調査で見つかると、その分は役員の賞与とされます。


調査前「会社のお金 → 役員が私的な使い込みなのに会社の経費処理」

調査後「会社のお金 → 役員へ賞与として渡した → 役員が使い込み」

と解釈するわけです。


この役員賞与は一切経費にできません。

これを経費に認めてしてしまうと、利益が出たら役員賞与を計上して節税!

なんてことができてしまいますからね。


経費にできないで済めばまだいいのですが、役員へ賞与を支払ったなら、その分の源泉所得税は?

という話になってきます。

私的な支払をして役員賞与と認定された時に、当然源泉所得税は払っていたはずはありません。

しっかり払わなければなりません。


ということで役員賞与とされると、

①役員賞与は経費にならないので、その分利益が出て、法人税がかかる!

②さらにその役員賞与に対する源泉所得税の納付も!

これがダブルパンチです。


会社で私的な使い込みをするのはやめましょう!!