2023年8月
礼をして2回目の居合稽古の始まりです
先生よろしくお願いしますはいはい
前回はザーっと流したから忘れたでしょ
その通り
今日からじっくり行きましょかお願いします
抜刀納刀
帯刀します
脇差はちゃんと差せてますねよろしい
大刀は角帯の内から1枚目と2枚目の間に
前回は道着と1枚目の間やったような
差しました
柄頭が身体の
真ん中に来るように差してくださいはいはい
そない立てたら浪人です武士やから
もうちょい寝かせます武士ちゃうけど
差したら常に左手の親指は鐔に掛けてね
抜け落ちんように
キツめにしてくれはったから大丈夫
むしろ固いくらいです
大体よろしいありがとうございます
立ち方やけどね
自然に立って足は平行
膝はちょっと抜きますはいはいそんな感じ
抜刀姿勢に入ります
鯉口を切りながら左足は撞木にちゃうちゃう
踵は浮かさん猫足やないよなるほど
腰を落としてね腰を
もっと落とすはいよろしいそのまま
その高さは最後まで保ちますよプルプル
同時に右手を上から柄頭に添えてちゃうちゃう
指先は自分に向けないよ自然に被せる腰高い
ここまで一つの動作
居合に号令なんかない全て一つの流れやけど
言うなれば一つの抜くまでの動作やで腰高い
分かったような分からんような
右足踏み込んで柄頭に添えた右手が
鐔のへんまで来るまで鞘送り腰高い
鞘を引きながら腰を左に切って抜き袈裟
高い高い膝くらいまでは斬らんと腰高い
止めとったら斬れんよなるほど
これも一つの動作
先生踏み込みはどのくらい
肩幅2倍かなそうそうそのくらい腰高いよ
左足は伸ばし切らんようにねふむふむ
前屈立ちではないようやな
肩幅2倍踏み込んだらスタンス広いな
次の動作に移りにくいやんまあええか
抜刀を一連の流れとして覚えます
ほんで納刀
血振りをしますこれは残心
切っ先は倒れた相手に向けます
相手倒れてたんやなすっかり忘れてた
これが大事
仮想敵を描かないと意味がない想像力
相手は水鴎流拝一刀萬屋かなり怖い
刀を返して鞘を握る左手の人差し指と
親指の股へ棟を添わせ同期させます
切っ先がコトリと鯉口に落ちたら
刀身を納めながら抜き付ける前の位置まで
鞘を送ります
刀を納めたら柄頭を握り鞘を抜刀姿勢の
位置まで戻します
腰を落としたまんま左足を
千鳥に引き寄せて
腰を上げながら両手を右左の順に下ろします
動作二つ説明したけどこれを一つの流れで
稽古してください分かりました
先生に見てもらい直してもらいながら
何回も何回も抜刀納刀を稽古します
腰高いを100回くらいいただきながら
足のプルプルは限界
汗は道着絞れるくらいかいて
小休止となりました
クマさん流石に形になってるね
空手に通じるものあるんやろね先生
褒め上手僕は単純元気回復
少し休んだら剣術初伝やりましょう
はいな!
ポカリこんなに美味しい
身体に染み渡ってゆく
よ〜し頑張るぞ〜!
続く