稽古2回目・2023年夏 | クマンドーとイアイドー・相棒黒柴の思い出

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還暦オヤジの日記。相棒黒柴マロンへの追憶と居合・抜刀・剣術修行の記録。

さてさて2023年夏

入会1ヶ月後の8月とある日曜日です


このころの我が会は月1回日曜日のみの

集まりでした

色んな流派の経験者が集まって

各々の稽古をしてから

会の形を6つ皆で合わせます


また違う都合の合う日(大体土曜日)

に集まって試斬稽古をするといった

ものでした


これでは初心者は上達しません

1ヶ月経ったら振り出し

すっかり忘れてしまいます

動画見ながら一人稽古は必須です



そうそう僕の後に僕の部下と

グループ会社の一つ上の還暦の人

二人が入会しました


部下は半分無理矢理

もう一人は前から居合には興味があったが

敷居が高く近くにやってる人もおらん

是非とも参加したいと

飛んで火に入る夏の虫


しかし彼らは日曜日に参加出来ない

先生どないかなりませんかね

クマさん合わせて3人いてるんやったら

平日の稽古もしましょかとなりました


スタジオの予約がなかなか取れず

大体2週間に3回のペースで稽古

月曜やったり水曜やったり

キャンセル待ちで取ったり

なかなか予定が組めませんでした


マンツーマンになる日もありますが

平日と日曜日合わせて月7〜8回

稽古出来るようになりました

曜日も大体固定に


先生ありがとうございます感謝です


さて


話は戻ります2回目の稽古


2回礼してスタジオに入ります神棚はないけど

皆さんに挨拶して着替えます


この頃は肌襦袢も足袋もありません

素肌に化繊の筒袖

テトレックスいう生地です汗は吸います

紐を結んでピチピチの道着違和感ありあり


用意した4m90cmの博多献上柄の角帯

シュルシュル広げて締めていきます一文字


半折にした手を顎の下に挟んで

太い腹回り締め上げます1回ギュー

2回ギュッギュー

3回ギューで垂れと1回結びますギュッ

垂れをクルクルっと畳んで結び目の前に半折

手を結び目の前の半折の垂れに

前からくぐらせ上でギュッと締めます

残りの垂れは3回巻いた帯に上から差し込んで

キュッと引っ張れば上でまとまります

お腹引っ込めて結び目を腰の真後ろに

グッグッググッと回したら出来上がり


書いたらこうなるんですが

初めは何回巻き直したことか数知れずやで

先に着替えた重鎮さんたちの

何かヘンだよ日本人

ツッコミに汗かきながら

何回もやり直したものでした


その帯の上端に合わせて袴をつけていきます

前帯は後ろの結び目の上で交差ギュッ

前に回して右前腰で合わせて折り返し

下っ腹に回してギュッ

後ろに回して結び目の下でギュッと

蝶々結びで前完了


後ろは腰板のヘラを結び目に差し込んで

帯は前の帯に重ねるように下っ腹でギュッ

これは空手の帯と同じ結び方の後

片方をクルクルっと畳んで結び目の前

片方は1回畳んだ帯に回したらクルクル

下から差し込んでクルクル同士が

十文字になったら出来上がり


袴の横から手を突っ込んで上着を直します

こここんなに開いとってええの

両端のヒダも開いたまんま

違和感

動きにくいし


むむむ〜なんかおかしいわ


準備完了ハアハア疲れた稽古まだやのに

当然ながら僕が一番遅い


脇差をさして補修と補強が完成した我が刀

嬉しいな革巻きで鞘が太なったけど

愛着を感じるわ


右手携刀姿勢刃は下向き

我が会は立礼です正座はしません座技もなし


黙想


刀礼


神前礼神棚はないけど


お互いに礼お願いします


2回目の稽古がはじまります


着装だけでこの文字数ですが

思い出しながら自分のために書き残します

始めたころ

みんな通った道でしょうが

1年経ったら何のことはない


慣れって素晴らしいワンダフル


続く