検査結果 | 多発性骨髄腫MGUSとくすぶり型の真ん中で~

多発性骨髄腫MGUSとくすぶり型の真ん中で~

かかりつけ病院で医師に進められて受けた血液検査で異常が見つかり、精密検査の結果MGUSと多発性骨髄腫くすぶり型の際どい間であることが判明。
これからのためにも備忘録代わりとしてここに書いていきたいと思います。

先週受けた多発性骨髄腫の検査の結果を聞きに
病院受診。

大丈夫よね。
と思っていても、
先生からのお話しを聞くまではやっぱり落ち着かない。

受付AM8時30分
その後血液検査。
診察室に呼ばれたのは11時00分

検査結果は
昨年受けた詳しい検査からほぼ変わらず。
IgG2050
フリーライトチェーン13.4
貧血なし
クレアチニン
カルシウムの数値も問題なし
CT検査も問題なし。
骨髄検査は形質細胞7.4%

という事で、
また引き続き経過観察。
よかった!よかった!
となるはずだった。

検査結果のお話の後、
先生が突然、
「これからもきちんと経過を観察するためにこれまで経過を診てくださっているかかりつけ医からもう少し大きい病院に移られては?」
との提案。
ちなみに今日診てもらっている病院は地域の中でも基本、紹介状がないと診てもらえない大きな病院。

日頃はかかりつけ医が毎月の血液検査をして下さって、
約1年に一度こうやってこの大きな病院で詳しく診てもらっている。
なのでここの病院はかかりつけ医ではない。
なのに、かかりつけ医を変えて大きな病院にという提案。
おまけに新しいかかりつけの病院まで提案された。

正直、??だった。

直ぐに頭に浮かんだのは
「このまま経過観察するにしても何かしら問題があるのか?」ということ。
直ぐに先生にその事をたずねる。

しかし先生の答えは
「いえいえ、そういうことではないですよ。状態は安定していますから。大丈夫です。」との答え。

それじゃ、これからは検査の仕方が変わるのか?もしくは毎月もっと詳しく調べる必要があるのか?と思いつく。

再びまた先生にその事をたずねる。

すると、「血液検査をして経過観察です。
なにかの時は良く診てくださる先生ですから。」
との答え。

これまでも多発性骨髄腫の経過観察のための血液検査はきちんとしてもらってきた。

数値の変動がある時に念の為にということでこの大きい病院で詳しく診てもらっていた。

私の中で、
「いやいやならばこれまで通りでよくない?」との思いが消えず、

でも、先生は「今かかられている病院はクリニックですし、もう少し設備が整った病院で経過観察をするほうが…」という。

私は
「だから、日頃は血液検査で経過観察してもらって何かあったらこうやって設備が整っているこの病院にきているのに。これまで通りじゃダメなの?」
との思いがやはり消えなかった。

そして、もう1つ疑問なのが、
新たにかかりつけ医としてどうですか?という病院は血液内科はなく、内科。
これまでのかかりつけ医と違うところと言えば、
CTやMRIなどの設備が整っている中核病院ということだけ。
もし治療が必要になったりした時はこれまで通りこの大きな病院に紹介状を持って来ることになるらしい。
なんだかモヤモヤなまま、
「先生がそのほうがいいと仰るならそうします。」
と答えた。

その後紹介状が出来るまで待ったが、
やはりどうしても納得がいかず、
もう一度先生に
「やはり、なぜかかりつけ医を変えなければならないのかわかりません。どうしてなのか詳しく教えて下さい。」と聞いてみた。
すると、
「今度のかかりつけ医はとても良くみてくださいますし、」
こんな答えしかかえってこなかった。

なので、
「先生がご提案下さった病院には内科しかありません。血液内科があるならばまだ分かりますが、内科の先生が診てくださるならばこれまでのかかりつけ医ではやはりダメなんでしょうか?」
と。

でも、やはり納得いく答えは聞くことは出来なかった。
もっと設備の整った大きい病院でのいうのならば、せめて血液内科のある病院にして下さい。と言ってみる。
すると、
県内で3つしかない血液内科のある病院の名前をあげてくださった。
かかりつけ医を変えることは本意ではないが、
どうしても変えて欲しいという気持ちがひしひしと感じられたので血液内科のある病院に変更することを了承した。

その後新しいかかりつけ医となる病院への紹介状と
これまでお世話になったかかりつけ医へのお手紙をいただいて病院を後にした。

そして、そのままこれまでのかかりつけ医のところへお手紙を持っていったら、
先生が、
ちょっとお話ししたいことがあります。
とのことだったので

大きな病院での話しを一通りお伝えした。
かかりつけ医にもこの事は伝えられていたようで、
「なぜ病院を変わらないといけないかどうしてもわからなくて…ても、どうしてもということだったのでせめて血液内科のある病院でとお願いしました。」というと、

「血液内科のある病院で、結果よかったかもね。大丈夫ですよ。検査はこれまでと変わらずなので。新しい病院は大学病院とも連携していますし、私も今度受け持って下さる先生の事はよく存じ上げていますし。
多分ですが、大きな病院はなるべく重症患者や普通の病院では手に負えない患者さんを診ることにシフトしているのかもね。なので、少しでも設備が整っている病院にかかってもらってそこで詳しく診てもらって大きな病院の負担を少しでも軽くしようとしているのかも。そしてもしかしたらコロナが関係しているのかもしれないね…」との事でした。

これまで本当に良くして下さった先生なので、
「もしまたご相談したいことがあったらお話しを聞いてください。先生がいて下さると心強いですから。」
とお伝えすると、
「いつでもいらして下さい。」と言って下さった。
病院事情は私達にはわからないがきっと色々と大変なんだろうなということだけは推察できる。

まあとにかく、また再び経過観察となり
とりあえずは一安心。