診断結果(3) | 多発性骨髄腫MGUSとくすぶり型の真ん中で~

多発性骨髄腫MGUSとくすぶり型の真ん中で~

かかりつけ病院で医師に進められて受けた血液検査で異常が見つかり、精密検査の結果MGUSと多発性骨髄腫くすぶり型の際どい間であることが判明。
これからのためにも備忘録代わりとしてここに書いていきたいと思います。

先生が、
一週間かかって検査した内容と所見を順を追って丁寧に説明して下さる。

血液検査、
貧血は見られない。M蛋白量が異常値である。
腎臓の数値は正常
血中カルシウムはギリギリ正常数値
骨髄穿刺の結果は、
形質細胞が約7%強、疑いのあるものが約5%合計約13%。微妙な数値だけれどもMGUSとは言いきれない。
骨には病変は見当たらない。
無症候性であるために結論としてMGUSからくすぶり型へ移行しているのかもしれない。
しかし、このままの状態かもしれないし、
これから進行していくかもしれない。
様子を注意深く見ていかなくてはならない。
無症候性であるので、治療介入はまだする段階ではない。
染色体異常の検査はまだ結果が返ってきていないので後日。

ざっと、こんな説明だった。

何だかスッキリしないというか、ヘビの生殺しみたいな結果やな。
仕方ないけど、これから毎回検査結果にヒヤヒヤする日々が始まるんだな~。
でも、まだ治療開始ではないということは今出来ることを今楽しむ猶予が与えられたということ。
もし、治療開始になったしても
あの時遊んでてよかったね~楽しかったね~と言えるように、
母を色んなところに連れて行ってあげよう。
たくさん笑って過ごそう。
ひとつでもふたつでも母の笑顔が増えるように過ごしていこうと先生のお話しを聞きながら思った。

母の今の状況がはっきりわかったことで、
正直気持ちが楽になった。
一番いいのは
検査をしましたが心配な事は何にもありませんでしたよ。
という結果。
でも、そうではなかった。
それでも、
母の病気はどの段階なのだろうか?
酷いのだろうか?
まだ間に合うのだろうか?
と不安の中悩みもがき苦しんでるよりも、
今の状況がはっきりわかって先が見えたことに安堵感を覚え本当に目の前の霧が晴れたような気持ちになった。

これから悪くなっていくかもしれない。
それでも、私は何があっても母の傍で支え続けようと心を決めた。