2才の娘の育児+お仕事をしつつ

通信制大学で心理学を学んでいる私ですコアラ

 

 


前回の記事で、

親を看取ることに怯えつつ、

 

 

 

病死した父を看取りながら、

兄の中学受験の伴走をした

母の凄さに気付いた

という事をちらっと書きました

 

 

 

そこから、母親目線で

自分の中学受験について考えたら

今までとは違ったものが見えて来て

 

 

 

気付きが多かったので、

今回はそのお話です不安

 


手前に写り込んでる謎の物体は、

元野犬のきなこちゃんw



 

私の兄は中学受験で

千葉県でも有数の進学校に入学しました

 

 

 

私も私自身の希望により

中学受験塾に通いましたが、

 

 

 

成績はぱっとせず、

授業もサボってばっかりで

結局小6の5,6月には塾を止めます

 

 

 

厳密に言えば、

中学受験はしていないので、

 

 

 

中学受験失敗というより、

挫折の方が適切なのかも知れません

 

 

 

というのも、

兄が自分と同じ年の時と

偏差値で25も違う現実を前に、

 

 

 

子どもながらに、

自分は頭の悪いダメな人間なんだ

という誤学習をしてしまったのです

 

 

 

この誤学習は、

38歳になった今でも

自分の心に傷の存在を感じる位、

とても深い傷を残しました魂

 

 

 

でも、自分が親になり

中学受験は親の受験

と言われている位、

 

 

 

親の伴走が重要である

という事を知った時

 

 

 

私の中学受験の失敗は、

私の能力不足だけでなく

母親の無関心のせいなのでは?

という考えになりましたうずまき

 

 

 

兄の中学受験時には、

母は塾の送り迎えは勿論、

 

 

 

塾から帰宅後の復習にも付き合い

宿題や試験のスケジュール管理など

伴走していましたが、

 

 

 

私の時には、伴走は全くなく

私の塾の成績にすら無関心だったのですハートブレイク

 

 

 

そもそも、

私が中学受験をしたいと言ったのは

母親の関心を惹く為だったので、

 

 

 

頑張る意欲がなくなり

塾をサボり始め、

やがては辞めることになるのですうずまき

 

 

 

私は

兄の時には伴走したのに

私の時には無関心だった母は、

 

 

 

やっぱり私のことなんて

兄のことほど大事ではないんだ

という解釈をずっとしていましたアセアセ

 

 

 

昔から母は兄には甘く、

私には厳しいか無関心なので

私は兄ほどは母から愛されていない

と感じていたのですショボーン

 

 

 

でも、

昨日看取りのことについて考えた時に、

初めて違う解釈が生まれて来ました猫

 

 

 

母はただ、

兄の受験と父の看取りを乗り越えて、

燃え尽きてしまい

 

 

 

もう一度、

私の受験に伴走する気力が

湧いて来なかったのではないか?

とふと思ったのです

 

 

 

父は兄が小5・私が小2の時に

末期がんが発覚し、

余命半年を宣告されています炎

 

 

 

結局、父が亡くなったのは

兄が中1・私が小4の時ですが、

 

 

 

ただでさえ、

急に夫が亡くなる宣告を受け、

この先食べていけるのか不安な中、

 

 

 

父が経営する会社を引き継ぎ

入退院を繰り返す父のお世話をし、

 

 

 

普通に家事もしながら、

兄の中学受験の伴走をするのは

 

 

 

本当に本当に

大変だったろうなと思いますドクロ

 

 

 

兄が無事に第一志望に合格し、

兄が中1の10月に父は他界悲しい

 

 

 

そのすぐ後から、

私の中学受験塾への通学が始まります

 

 

 

この頃の母は

苦しみながら弱っていく夫を

もう見なくて済む安心感と、

 

 

 

覚悟はしていたけれど

夫を亡くした喪失感の中に

いたと思うのですハートブレイク

 

 

そんな中でもう一度、

中学受験の伴走をする気力が

湧かなかったとしても仕方がない

 

 

 

という事に、

恥ずかしながら38歳になって

初めて気付くことが出来ましたアセアセ

 

 

 

兄の中学受験時と

私の中学受験時で

母の置かれた状況の変化には目を向けず

 

 

 

兄の中学受験には伴走をし

私の時にはしてくれなかった

という母の行動だけを見て、

 

 

 

私は兄ほどは愛されていない

という結論を出してしまっていた

 

 

 

浅はかな自分を

恥ずかしいなと思っています💦

 

 

 

勿論、仮に父がその後も

生きていたとしても、

 

 

 

母は私の受験に伴走はしてくれず

無関心であったかも知れませんハートブレイク

 

 

 

それでも、

母が置かれていた状況を理解することは

 

 

 

母を許すこと、

母に愛されなかった自分を許すこと

繋がると確信していますニコニコ

 





綺麗に並べるじわ子さん




私はかなり大雑把なので、

娘が大きくなったら怒られそう笑



 

 

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