2才の娘の育児＋お仕事をしつつ
通信制大学で心理学を学んでいる私です
日本で17歳の女の子が、
妊娠中期での中絶の手術で死亡した
ニュースを引用して
経口中絶薬の認可を求める
SNSの投稿に対して、
とある男性のコメントに
怒りを感じたので
今日はその件について書きます
なぜ、怒りを感じたのか？
というと
その男性は、
妊娠中期に中絶をするような女性は
経口中絶薬があっても変わらない
と言っており
その変わらないと考える理由に
納得がいかないから
具体的には、
暴行であれば
すぐに中絶を行うはずである
という主張に納得が行きません
だって、妊娠中期に
中絶を決断する女性は
暴行の被害者ではない
ということは、
絶対に成り立たないと思うから
理性で考えれば、
暴行された場合、
妊娠のリスクを考えて
緊急避妊薬を飲んだり
生理が遅れているなどあれば
すぐに病院に行き
母体に負担のないうちに
中絶を行うでしょう
でも、暴行をされるような
非日常にさらされた時
そんな理性が働くのでしょうか？
まして、
17歳という未成年の女の子に
冷静に判断ができると思えません
親に相談が出来ればよいですが、
もし親が厳しかったり
放任だったりして言えなかった場合
若しくは、
加害者が家族や学校の先生や先輩など
生活上の自分より強者の場合、
被害を申告した時の影響が
とても大きいので言えないという事も
あり得るのです
そして、
仮に暴行でなく合意の上での行為での
妊娠だったとしても、
女性は避妊が行われる前提での合意なのに、
男性が避妊を怠って妊娠をする
というパターンが
圧倒的に多いのではないでしょうか？
女性が強い意志を持って
避妊しないなら断ればよいですが
女性が望んでも
避妊したがらないような
自分本位な男性が
盛り上がっている最中に
性行為を中断してくれるでしょうか？
夫婦間ですら、
避妊に非協力的な夫もたくさんいます
妊娠は一人ではできません
それなのに、
中絶に至る背景は一切無視され
中絶する女性だけが責められる
中絶をする女性の自己責任
という事で片付けて、
経口中絶薬の認可も進まないし
世界から批判をされても
危険で負担の大きい
古典的な中絶法をやめない
それは、
妊娠という出来事が
男性の身には降りかからない
他人事だから
そしてこの国を動かしているのは
まだまだ男性だから、
男性の目線という
自分から見える景色だけで
判断をして
女性の目線で見える世界は
なかったことにされてしまう
日本で
ピルの認可には34年も掛かったのに
バイアグラの認可はわずか半年
という事実が
それをよく物語っていると思うのです
だから、
私たち女性は声をあげなければ
男性に気付いてもらえないのです
妻が家中のごみをまとめて
玄関に置いておいたものを
ゴミ捨て場に持っていくだけで
家事をやったつもりになっている夫に
家事の全体像は
妻が可視化して見せない限り
永遠に見えないように
女性が声をあげなければ
男性にその存在にすら
気付いてもらえないのです
私は、
娘が年頃になるまでに、
緊急避妊薬や経口中絶薬が
市販される世の中になって欲しいし
出産を希望していたのに、
胎児が子宮内で死亡した場合にも
行われている掻把法という中絶法は
止めて欲しい
だから、ここにそっと
こうして想いを書いてみました
中絶法変更を求める
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動物虐待防止、子どもへの虐待防止など
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