つれづれロマンティック

つれづれロマンティック

つれづれなるままに。

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自分が何を求め、何に満たされ、何を感謝し、何を大切にしているのか

逆説的だけれど、改めて実感した。

人間、確かなもの普遍的なものを渇望し、絶対的なものを信じたくなるものなのかなとつくづく思う。
普遍的で絶対的なものなどないのだから、欲するのだろうけれど。

形而上学的でユートピア的な思想への信仰が人を狂わせていくというのも、あながち納得できてしまう。

それでも不確かで不安定であることから目を背けず、生きていかねばならないのだなと感じる今日この頃。

だから、それ故、自分の内面にあるコアバリュー・行動原理を大切にしなければ。



どちらかといえば性悪説的な知見に立って話を進めていくが、人間は賢いところと弱いところどちらも持っている。

弱さは欲望で賢さはモラルと置き換える。

弱さ・欲望がなければ、今ある世界は成り立たなかった。
ただ、それだけに委ねていても、成り立たなかっただろう。
生み出すエネルギーが計り知れなくたって、自然状態ではそれをコントロールできない。

モラルという防波堤があってはじめて、欲望は機能する。

例えるならば弱さはアクセル、賢さはブレーキ。

これを踏まえ私見を述べると
「ブレーキがきくなら、あとは欲望に委ねていいんじゃん」
モラル・賢さ・ブレーキがあるならば、もう好き勝手やっちゃいなよ。

まあ問題はそのブレーキの部分。
このモラルは最後には正義論に帰結すると思う。
正義。
正義とは何か。
何をもって、何を成すか。

「弱さを受け入れ、受け止める。
自分の弱さも他人の弱さも。」

正義論とはかけ離れてしまったが、自分が大切にする部分はそんなところ。

ゼロトレランスで欲望や弱さを駆逐するのではなく、
それらをまず認めてあげる。

厳しさと優しさ。

お人好しだろうが、付け入る隙があるだとか
たとえそうだとしても、僕はそんな自分の弱さを受け入れる。

それが僕の性悪説に基づいた正義論。

ややアカデミックな内容になってしまったが、結局着地点は大好きなWネタ。


nobody's perfect!!

それでいいんだ。

もう何年ぶりぐらいの完全オフな土日2連休。
夜にイベント2件ほどお誘いいただいていたのだけれど、お断りして一人でいました。


ここ3ヶ月ほど、めまぐるしく時間が過ぎていき、ゆっくり一人で過ごす時間がなかったのでちょうど良い休息になりました。


人懐っこいので、人と過ごす時間が圧倒的に長い人間ですが、一人の時間の方が好きなのかなと改めて思いました。


引きこもり、一人でいる。
社交的に所狭しと駆け巡る。
酒に浸る。
仲間との他愛もない時間を過ごす。
福祉の現場に支援に没頭する。
落ち込み、孤独と向き合う。
社会のグランドデザインに関して徹底的に議論する。
アニメや特撮にのめり込む。


いろんな部分がある自分。
ものすごく弱い部分もあれば、恐ろしく攻撃的な部分もある。
そんな一元化できない要素が、つながりやがて平面から立体へなって。
自分を形作る。
多面的で一元化できない個性。


個性というものは僕に限らず誰しも多面的で統一感がなくて突拍子もないものなのではないかな。


それがいついか統合され、画一化すると思うと退屈。


尖ったところも丸いところも、秀でている部分もそうでない部分も
ありのままに、そのままに大切にすればいいのでは。


自分を受け入れてあげよう、本当の意味で。
向き合って大切にしてあげよう。
【1年生】
バイト ・塾講師 ・家庭教師
部活 ・児童養護施設関係
サークル ・野球
希望進路 ・小学校教員
転機 ・読書


 当時は小学校教員志望でした。
希望する進路との関連から塾講師と家庭教師のアルバイトを計週6ペースでやってました。
野球のサークルに所属しながら、地元でバスケのチームを立ち上げ、球技と飲み会に明け暮れる学生生活でした。
その中で先輩からお誘いをうけ、児童養護施設という子どもが暮らす施設へ赴いて、そこに暮らす子どもたちと触れ合う
部に入部しました。僕は大学生活のほとんどの時間をこの部活動へ費やしました。

 このような生活を送る中で、秋ぐらいから常に漠然としたモヤモヤを抱えながらなんとなく学生生活 を過ごしていました。
「このままでいいのか」
「周りに流されていないか」
「あれだけ受験勉強をしたのに、今は何故こんなになぁなぁなんだろう」
「教師志望以外の学生はどんな生活を送り、どんなことを経て就職するのだろう」

 たくさん抱えたモヤモヤを解消すべく、たくさんの書籍を読みました。

その中で、僕の人生を変えるような本との出会いがありました。

現役大学生による学問以外のススメ現役大学生による学問以外のススメ
「学外活動」出版プロジェクト

辰巳出版 2007-03-09
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 この本では個性的でイキイキとした学生たちの各々の学生生活が取り上げられていました。
これらに触れ、たくさんの刺激を受け、「僕も何かやってみよう」という気持ちになりました。

しかし、1年生の間は新しいことには挑戦できませんでした。


【2年生】

バイト ・母子生活支援施設の指導員の補助 ・家庭教師
部活 ・児童養護施設関係
サークル ・知的障がいのある方の余暇支援 ・非行少年の更生支援
進路 ・福祉関係(児童相談所、施設職員)
転機 ・社団法人主催の教育事業のスタッフ 
   ・先輩との出会い ・部の代表


 新学期がはじまり、好奇心を持ったものには躊躇なく食いついて、取り組みました。

 ここで僕はある大きなプロジェクトのスタッフになりました。
期間は半年間に及び、市と市教育委員会と社団法人の三者共催の社会教育事業です。
このプロジェクトを進める中で、社会人のスタッフや大学生の先輩方に揉まれ、多くの学びを培いました。
そして僕はこのプロジェクトの最後に大きな失敗を犯してしまいました。

半年間の集大成のプレゼンは僕にとって人生で初めての体験でした。
500人規模の大ホールの圧迫感と、当日の会場の雰囲気、そして「失敗は許されない」というプレッシャー。
様々なストレスに押しつぶされてしまい、本番のプレゼンは大きな失敗として終わってしまいました。

 また大きな出会いがあったのも2年次の出来事でした。
僕は幸いにもこの時期に人生のメンターと思える方と出会うことができました。
その方のお仕事をお手伝いさせてもらったり、その方のマインドや仕事、そして人生への考え方を伺いました。
この経験の中で今の自分に通ずるマインドを培いました。

 そしてこれらの紆余曲折を経て11月に僕は部活の代表となりました。
代表として部をマネジメントすることは、当時の自分としてはとても難しいことでした。
またこの時期に僕は新規で学生団体を立ち上げました。
このことが部員からの信頼を削ぐことになってしまいました。
部員との衝突や、軋轢を経て仲間がどんどん遠ざかっていったのもこの時期です。
結局、部活と立ち上げた団体の両立はできず、立ち上げた団体の方でもメンバーのモチベーションを維持できず、僕の不手際で団体を解散させることになってしましました。

何をやっても上手くいかず、当時の彼女との関係もだんだん悪化するようになりました。
この時期は負のスパイラルの暗黒時代でした。

大学2年としての1年間は失敗や苦悩、そしてほんの少しの成功体験を経て少しずつ自分に自信が持てるようになってきた、苦悩と飛躍の1年間でした。