肩甲下筋の解説 | きゅうの独り言

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『治療院きゅう』は枚方市養父元町にある、あん摩・マッサージ・はり・お灸の治療院です。

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今日は『肩甲下筋』です。
 

ローテータ・カフの1つとして、チョットだけ有名ですね。
 

起始は肩甲骨の前面にある肩甲下窩で、停止は上腕骨の小結節で

す。


作用は肩関節の内旋が主な役割なんですが、上腕骨頭を肩甲骨の関節窩に押し付けて、安定させる作用もあります。
 

さらに、結構幅が広い筋肉ですので、上部と下部で作用するポジションが違ってきます。
 

上部は腕を上げていないときの内旋で働き、下部は腕を上げているときの内旋で働きます。

 

触診では、上部線維は奥にあるので難しいですが、下部線維は上腕を外転した状態から、内旋することで触知しやすくなります。

 

筋腹を触診するには、腋窩からアプローチすることになりますが、メッチャ痛いので、ご注意を(^-^