諏訪湖を舞台にした文楽の名作が諏訪湖畔で無料公演 | 陽の当たる庵

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主に神奈川・東京の神社訪問覚書。諏訪神社推し。中世の諏訪が舞台のアニメ「逃げ上手の若君」の感想や、たまに天然石・馬の話題も。

そんなわけで、最近のGoogleさんが優秀なおかげで、こんな素敵な企画をキャッチしましたよ!!
諏訪湖を舞台にした文楽の名作「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」の「奥庭狐火の段」を、ご当地である諏訪湖畔にて、無料で公演しようというもの。

 

 

2024年10月26日公演、時間は未定。会場は諏訪湖畔公園の特設屋外ステージだそうです。


えーと、私もその劇は見たことないんですが、理解したところのストーリーを簡単に言うと…

「戦国時代諏訪ロミジュリ」かな(笑)!!

~ロミジュリと絡めた大雑把なあらすじ~
時は戦国。日本の名武将とうたわれる両雄、モンタギュー武田家とキャピュレット上杉家は、川中島で血で血を洗う合戦を繰り広げるほどに仲が悪かったのです。そこで上杉謙信の娘(フィクション)・ジュリエット八重垣姫は、武田信玄の息子であるロミオ勝頼と、両家和睦のために婚約します。しかし、色々あって(雑)、謙信がロミオ勝頼を暗殺しようと企てます。それを知ったジュリエット八重垣姫。何とかロミオ勝頼に危機を知らせようとしていると、諏訪大明神の遣わした狐が現れます…。


ジュリエットは走った、凍った諏訪湖の上を!! 愛するロミオのために!!


ちゃ~らららららちゃらら~ら~ら~♪カチンコ
(映画「ロミオとジュリエット」曲/ニーノ・ロータ)

 

 

上杉謙信に詳しい方から「謙信のキャラ違いすぎるだろ!!」と突っ込みが来そうなお話ですが(笑)。

武田勝頼は諏訪氏の血を引いています。また、諏訪湖が凍り付いて氷上に山のような裂け目ができる様子を「御神渡り」と言い、男神様が愛する女神様に逢う為諏訪湖を渡った跡とされているのですが、これを題材にしたファンタジック諏訪ラブストーリーということですね。

敵対勢力同士の恋物語は世界中で人気がありますね(笑)。
その中でも、さすが諏訪明神はスポーツの神様。姫君に体力が要求されるストーリー展開ですね(感心する方向性)

今、クラウドファンディングを実施中なのですが、私が心配しなくてもすぐに目標の500万円に達しそうです。とはいえ、「私も観てみたい~(^▽^)」という方は応援されてはいかがでしょうか。

いやあ、「逃げ上手の若君」は南北朝時代の諏訪、こちらは戦国時代の諏訪。諏訪を舞台にした楽し気な文化・芸術系イベントが色々あって、諏訪活が充実していて嬉しいです。
…今抱えているストレスなく楽しめたらもっといいのですが(T▽T)。

では、また。

 

(撮影は2023年5月、諏訪湖畔にて)