陽の当たる庵

陽の当たる庵

主に神奈川・東京の神社訪問覚書。神楽と馬の神事の見物が好き。諏訪神社推し。たまに天然石の話題も。

今年は頑張って大國魂神社くらやみ祭のメインの神輿渡御に行ってきたので、他にも人の多い祭に行ってみようか、という気になりました。

 

はいっ、これが有名な、浅草の…「雷」です。

 

 

「門」が圧縮されていますが、お神輿が通ったりするので仕方がありませんね(^^;。

これはこれで、祭の時だけ見られる眺めということで。

 

 

 

 

15日(金)は、大行列とびんざさら舞の奉納が行われました。

 

 

 

「田楽」の一種であるびんざさら舞、豪華な衣装で舞い手がみな品良く見えて、所作も美しく、とてもよかったのですが、思ったより短かったな~(^^;

拝殿では獅子舞とびんざさら舞、神楽殿ではびんざさら舞のみが舞われたのですが、神楽殿の方は事前の説明を含めても15分かからなかったような…。4つある舞のうち、3つ目と4つ目はすぐに終わってしまいました。

 

もっと色々な舞があって、時間が長かったら、「鶴見の田祭り」のようにお祭りのメインにもなれるのに。ちょっともったいないな、と思っちゃいました。

害虫を食べてくれる鳥の舞があるなど、人の稲作の所作だけではない、自由な内容は面白かったんですけども。

 

平日ということもあって混雑は思ったほどではなく、人は多かったものの、見やすかったです。

 

ここしばらく、私にしてはすごく頑張って祭に行ったな…。今後はしばらく、お祭りは休む予定です。

5月後半の週末は、競馬のオークスやダービーもありますからね(笑)。

では、また。

 

儀式の時間が近づいてきて、さあゾロゾロとスーツ姿や法被姿の人たちが集まってきました。

神職の皆様も、幣拝殿に集合します。

 

 

私の前方にいたお兄さんが映画「鹿の国」で諏訪信仰に興味を持った人で、その隣が出雲大社なども研究されている専門家。二人が色々お話ししていました。こちらの儀式では、幣拝殿奥からとっても貴重な宝物(箱入り)が出てくるのがハイライトとのこと。

 

で、肝心なその儀式なのですが…。「頭をお下げください」とアナウンスがあって、素直に下げていたので、あまりよく見えませんでした(笑)。ちらっと見たときには宮司様が、綺麗な布が掛けられた箱を持っていて、神輿にいれていたような…。

 

もつとも、よく見えずとも、聞くだけで個性的でした。

この種の儀式の際、神職様が独特のサイレンのような声を立てることは、神社ファンの方ならご存じでしょう。頭を下げていたので確たることは言えませんが、複数の神職様がかわるがわる声を立て、その声の響く間に宮司様が宝物の箱を神輿に移動させていたように聞こえました。

 

その声に唱和するものがいます。境内の巨木から響く「タララララ…」という音です。働き者のキツツキで、静謐の中に人と鳥とが和して響くさまは、まるで人間が山の神をお呼びする儀式を、小さな森の精霊が太鼓を鳴らして手伝っているかのようでした。

 

【補記】この記事を書くために調べたところ、この声は警蹕(けいひつ)と言って、人々に不敬がないように注意をし、警戒するための声だとか。この声そのものは、直接神様をお呼びする声ではないのですね。

 

宝物の箱には、とても貴重で大切なものが入っているのでしょう。しかし私には、山と、森と、この辺り一帯にうっすらと気配を広げる何ものか、とても暖かい気配が、その場に収束するように感じました。

 

さて、神輿が出立するようなので、慌てて布橋の中に回りこみました。

 

 

「境内にて神職の撮影禁止」と書いてあるけど、神輿を担いでいたのは氏子さんっぽかったからいいよね?(^^;

通常の神社の神輿と違って、上に鳳凰がおらず、自然な木の風合いを生かした神輿です。細工は非常に繊細。

 

 

諏訪大社上社本宮から前宮に列をなして歩いていきます。

音楽はありますが、基本的に厳かで、「祭りだわっしょい!」という感じではありません。

 

 

印象的だったのが、神輿担ぎの陣頭指揮を取る人がいて、10~20メートル歩いては、

 

「どこか自分だけ負担がいってるってとこはないか」

「みんな、きついのに黙ってよく耐えた。誇りに思うぞ」

 

といった言葉で、こまめに仲間を讃え、気遣い、励ましていたことです。

 

さながら、深山から重たい神聖な木を伐り出し、声を掛け合いつつ、道なき道を降ろしてくるよう。この地に住む人々の生き様を垣間見るような行進でした。

 

【続く】

11時過ぎに諏訪大社上社本宮に到着。最初に目に入ったのが、幣拝殿前のこの眺め。

 

 

ぐっと身の引き締まる思い。漂う威厳に、やはりここの神様は武神なのだな、と感じました。

10月の八束穂講神楽の時は、優しく見守っている感じがしたのですが、儀式の内容によって雰囲気も違うのだな、と。

 

とはいえ、この…。

 

 

神器「薙鎌」のファンシーさは一体…。

 

いや、私が思うに。

これは西洋のハルバード的な、多機能武器だと思うんです。

ハルバードってこんな、斧と槍と鉤を一体化した武器なのですが。

 

(チャットGPT作成イラスト)

 

薙鎌の部位に当てはめると、鳥の喉の部分は鎌で、敵を切り裂きます。

また、くちばしの部分は鉤で、馬上の敵の武具をひっかけて、馬から引きずり下ろすんです。

背中のギザギザは、落馬した敵の武具を切断でき、また、行軍中に木材が必要になった時にのこぎりとして役立ちます。

そして、一番肝心なのはつぶらな目で、この目でじっと見つめると敵が戦意を喪失するため、戦わずして勝てるんですよ。

 

…と、いうのは冗談です(笑)。

真面目に考察すると、諏訪の神様は武神として有名ですが、この神器を見る限りは武芸がメインではなく、もっと様々なものを包括する、呪術的な祈りの対象としての神の要素が強いように感じられます。

 

あとは、武神だからって強いだけではなく、カワイイのも大事、ということかもしれません。(笑)

昔は神官長(大祝)が少年だったので、カワイイ要素もちゃんと存在しました。

 

と、だいぶ脱線しましたね(^^;

 

13時から御頭祭というので、境内散策の時間も含めて、11時ごろ来たのですが…。

 

 

例大祭は10時から始まっていた模様(T▽T)。確かに儀式だけだろうけど、儀式も神社ごとにやり方が違っていて面白いのよ~。

 

 

で、例大祭が終わった後の光景。この時点で既に神輿がセッティングされていますね。雨予報だったのでシートが掛けられています。次は例大祭も見ようと思いました。(T▽T)

 

あと、面白かったのが、「布橋」という重要文化財の屋根付き通路に木製の板が設置され、神職・氏子の皆様が提出した短歌が掲示されていたことです。

 

 

この素朴な木目の感じとか、白い紙に書いて画鋲で貼り付けている点とか…。

どうも、小中学校の廊下を彷彿とさせ、「諏訪大社の関係者は大変だなぁ、大人になっても神様から宿題が出るんだ…」と思ってしまいました。(笑)

文武両道が大切という、お諏訪様の教育方針を感じます。

 

折角なので、私も一首詠んでみました(^▽^)ノ。お題は「春疾風」で。

 

「春疾風 耐えて残りし 桜花 次は如何なる 試練が来るか」 黒兎

 

私にとってはお諏訪様は「試練の神」なんです。2023年から見たいと願い続けた御頭祭にやっと来られて、嬉しかったものの、新たなる試練の予感しかしません(笑)。次は何が来ることやら…。

「願いが通じた」ということは、ポジティブな試練だと思うのですが(そうであってほしい(^^;)

 

あとは、御柱祭の奉賛金を一口お渡ししてきたのと、参道近くのお店で信州味噌を使ったネギラーメンを食べました。美味しかったです。

 

では、脱線的考察ばかりでしたが、いよいよ御頭祭へ。

ご無沙汰していましたが、私、金曜日に日本最強のパワスポに行ってきたんです!!

 

 

国会議事堂です。キラキラ

 

この近くには最高裁判所もあります。間違いなく日本で一番パワー(権力)が集まるスポットです。びっくり

サングラス姿の警備員とか映画みたいな人もいて、本当は写真撮りたかったよ!(笑)サングラス

 

 

なんの用事かというと、登院するため…ではなく、お隣の国立国会図書館で調べ物。

 

 

仕事の関係で、あまり楽しい調査ではなかったので、次はもっと文化的で学究的な調べ物をしに行きたいですね~。

 

 

本館の喫茶店でランチ。「北の野菜カレー」。

ネットでは味の評判はもう一つだったけど、野菜は素揚げしていてアツアツだし、カレー自体も普通に美味しかったです。

この辺で用事があったらまた食べに来たいです爆  笑

 

帰りに、以前から一度参拝したかった、日枝神社に立ち寄りました。

永田町駅方面から長い階段を頑張って上って、見たのが、この光景(トホホ…)

 

 

建物の一部が改装工事中でした。

迂回して本殿には参拝出来ましたが、撮影禁止とのこと、こういうブログを運営している者としてはちょっと残念でした(^^;

 

 

境内社の、稲荷神社と、八坂神社・猿田彦神社。こちらは普通に撮影できました。

日頃お世話になっている神様ばかりなので、お礼を言うことができてよかったです。

 

 

溜池山王駅側からだと、このようにオフィス街になじむ立派な鳥居と…、

 

 

なんと、偉い人が頑張って階段を上らなくて済むよう、エスカレーター完備。

エスカレーターがある神社としては江島神社を知っていますが、上りだけかつ有料なので、タダで上下エスカレーター付きの神社は初めてかもしれません。

流石、日本のブレインたちが心の平穏を取り戻したくなったときに立ち寄る神社、ですかね。

 

御朱印受付が午後4時までなのですが、境内をウロウロしていたら4時を過ぎてしまい、御朱印はいただけませんでした…。

これは、改装工事が済んで、キラッキラになった時にまた参拝して、その時に御朱印を貰いなさいということですねウインク

 

というわけで、最近バタバタしていて、ちょっとノビてもいて、こちらの更新が滞っていて申し訳ありません。

諏訪の御頭祭レポもとっとと書いてしまいたいし、今後は頑張りますね。

 

温度差が激しく、風邪を引いたり体調を崩したり、五月病の方もいらっしゃるかもしれません。

なるべく癒されること、楽しいことを生活に取り入れて、乗り切りましょうね。照れ

いや~すっごい混雑。少子高齢化どこ行った状態の若者たちの群れ。これぞ江戸っ子の祭り。さすが大国主様ですね!

夕方6時から神輿渡御で、5時ごろについたら、もう色々な道が交通規制で通れなくなっていて、本殿・拝殿にも、楽しみにしていた江戸の里神楽が舞われる神楽殿にもたどり着けず。

「しょうがない、こうなったら、神楽は諦めて、屋台グルメを楽しんで、神輿を見て帰ろう!爆  笑」と気持ちを切り替えました。

 

 

こんな手作り感あるお化け屋敷もあったよ!!

 

 

特に、この太鼓の音が凄いよく響くんです。写真の通り、一番大きい太鼓は4人も上に乗れます。

大太鼓が6張り(が公式なんだけど、もっとあったような…?)もあって、野球の木製バットみたいなバチでガンガン叩くのですが、この音が雷鳴のように腹に響きます。

出入り口の大鳥居のところで見物していましたが、開始時刻から30分経っているのにまだ続々と出てくる太鼓しか見てないのに驚きました(笑)。

 

 

続いて出てくる8基の神輿。掛け声とともに神輿が揺れ、活気が凄いし、やっぱり担ぎ手が多い!

 

 

くらやみ祭はかつては「武蔵国国府祭」でした。一から六の宮まで、旧武蔵国の霊験あらたかな神社六社の神様がお神輿にお乗りになっています。同日の5月5日にお隣の相模国で開催される相模国府祭(さがみこうのまち)も六社が神輿に乗って神揃山に集結するので、かつての国府祭とは土地の神社六社を集結させて国司をお迎えする行事だったのでしょう、かね?

 

 

 

夜8時を過ぎて、大鳥居前を全神輿が通過した後、駅方面に帰ろうとすると、本殿・拝殿前の交通規制が解除されており、また、神楽殿ではこれから神楽が舞われるようでした。

無事に大國魂神様にご挨拶できたし、神楽も一座観ることができました。

演目はイザナギノミコトとイザナミノミコトの国造り神話でした。

 

本当にみどころが盛りだくさんで、賑やかで活気に満ちた、大きなお祭りが好きな方なら楽しめると思います。

他方、「人が多すぎると辛い…」という方には、そこまでの混雑ではなく、様々な神事が見られる相模国府祭もおススメですウインク

 

 

簡単に書くつもりが結構書いちゃったな(笑)。では、また。