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陽の当たる庵

主に神奈川・東京の神社訪問覚書。諏訪神社推し。中世の諏訪が舞台のアニメ「逃げ上手の若君」の感想や、たまに天然石・馬の話題も。

昨日は父の仕事の関係で、渋谷に行く日でした。仕事の後の会話。

 

私「御嶽神社でお祭りやってるみたいだから、ちょっと覗いてから帰るよ」

父「えっ?御嶽神社?坂の上の金王八幡宮じゃなくて?」

私「そうじゃなくて、郵便局のすぐ近くに小さな神社あるでしょ。あそこだよ」

父「ああ、大鳥神社ね。酉の市をやっている」

 

 

 

御嶽(みたけ)です。」

 

「御嶽です。」

 

父が渋谷に事務所を開いてから30年以上…。まあ、神社に興味ないとそんなものかもしれませんね(汗)。

父は、かっこよくも人懐っこい顔をしたニホンオオカミが守っている神社とも知らないんだろうなぁ…。

 

日本武尊(ヤマトタケル)様をお祀りしている神社では、大鳥神社でなくとも酉の市を開催する神社があるのですよ。

最近は、興味があれば簡単に調べられる時代になったので、そういう意味では便利になりましたね。

 

神輿が出るのは18日で、17日は前夜祭と言ったところ。

神社周辺に数店舗、屋台がでていますが、大規模なお祭りというわけではないです。

しかし、今どき流行りのキッチンカーではなく昔ながらの屋台なので、風情があります。

外国人観光客が興がって、神社前で写真をとってました。

 

 

 

夜に歌手のコンサートがあるようでしたが、長居はせず、神社に参拝後おみくじを引き、屋台で焼きそばを買って帰りました。

この暑さの中で、熱い鉄板の前で焼きそば作るの、大変ですね…。美味しくいただきました。

 

 

おみくじの内容について。

 

「見る人の こころこころにまかせおきて 木末にすめる 月の影かな」

 

「運勢 吉」

 

「運気盛んにして事をなすのによいけれど万事細やかにきをつけて一度おもい定めたことはわきめもふらずに一心になさい 何事も成功します」

 

内容的にはまるで大吉のようで嬉しかったのですが、中秋の名月の宵に引いて、月の和歌が出たのも印象深かったです。

まるで、「ちゃんとお祈りは届いているよ」と言われたみたいで。

今の状況が変わることを願ったのですが、「願望 遅いが思うとおりになる 吉」とのことで、まあ、もう少し様子を見てみますかね。

 

あと、最近スピリチュアルなことで色々、他人の意見や創作物を通じて考えるところがあったのですが、それに対する答えでもあるのかな、と。

 

月を見て、「夜道を明るく照らす光」と思う人もあれば、「青白く、冷たい光」と思う人もある。

「月が綺麗ですね」を愛の告白の言葉に使う人もいれば、ルナティック、狂気と表現する人もいる。

ただの天体だと言い切る人もいれば、満月の光には不思議な力があると信じる人もいる。

 

実際は、月は月。人類が生まれる前から月。人類が滅んでも月。

その本質はなにも変わらず、人々がどう受け取るかにも関係なく、ただそこに在る。

 

だから、目の前にある月をただ見て、素直に感じればいい。

そういうことだよな、と。

 

8月に行った江島神社のエピソードも書きたかったけど、簡単には触れましたし、無理はしないでおきますね(^^;

では、また。

 

うーん(笑)。今回は、松井先生がスピリチュアルや神道、精神的なものについて、どんなスタンスで作品を描こうとしているのかをまとめたお話、っていうところですかねー。諏訪と言うスピリチュアル濃い目の題材を描く以上、どこかでしっかり見解を表明しておいた方がよいと思ったのでしょう。

 

個人的な見解を言うと、「目に見えない世界」は南北朝時代が最後ではなく、現在も相変わらず存在していて、直接的、間接的に色々な人に影響を与えていると思うんですけどね。ただ、科学全盛の時代になったから、歴史の表舞台からは消えたというだけで…。

 

スピリチュアルには人が作り出した空想、迷信も数多く存在し、それが差別や偏見のもとになっているケースもあるので、科学全盛の世になったのは良いことだと思います。自分も医療や衛生、地球環境、健康食品、男女の性差などについては、科学的な見地から判断するべきだと思っております。

 

というか、かつて、「自分に霊感は無い」と信じ切っていたころ…家族はともかく、自分自身については、ほとんど不思議なことがおこらなかったころにこの話を見たら、「ああそうだよな」と思っただろうな、と(^^;。松井先生の感覚は、極めて健全な現代の一般人の感覚だと思います。

 

…。

 

だから、今の世の中では、自分の身に何か非科学的なことが起こっても、口をつぐんで、何も話さないで、同じような経験をしたことがある人にだけ打ち明けたほうが利口、というのはあるでしょうね。そっちの方が平和ですし、変な人、精神疾患と言われる恐れもないですから。

 

あと、少年ジャンプという世界的に人気がある漫画雑誌に連載する以上は、こういう話を書いておかないと、SNSやアンケート、手紙で色々書いてくる人がいるのだろうな、と。「あくまで中世の日本人が信じていた世界観に乗っかった歴史ファンタジーなんですよ」と言っておかないと、自衛のためにね。

 

自分も、このブログを書き続けるにあたって、「どの程度書いていいのか」「どんなスタンスで書けばいいのか」と悩むことはあるのですが…、まあ今まで通りの感じなら、そこまで変な人と思われないだろうし(多分)、こんなテイストで書いていこうと思っております。

 

では、また。

いやー。すみません。

1週間に1度は更新しようと思っていたのですが…。泣くうさぎ

 

 

9月に入っても、ご存じの通りの暑さと…。

 

「信長の野望」が面白すぎて、気が付いたら夜明けが来ている状態で、寝不足で…。

 

厳しい暑さと、寝不足が重なると、本当に疲れますね…ネガティブ(誰からも1ミリも同情されない疲労理由だった)

 

信長の野望については、いずれまた、記事を改めることにして。

 

近況としては、我が家に新しい石がやってきました。

 

 

細長い石はモスアゲート(苔瑪瑙)。ところどころ小さな龍穴があり、龍神様が好きそうニコニコ

タンブル(丸い石)は奥から手前に向かって、レピドライト(紫)、シトリン(白+黄色)、ケセラストーン(まだら模様)、エンジェルオーラクォーツ(透明+虹色)、ソーダライト(青+白)だそうです。

 

昨日、仕事のために渋谷の商業施設に来ていたんですが、エスカレーターで3階に行かなきゃならなかったのに、ぼーっとしていて2階で降りちゃったんです。

そしたら、突然、目の前にキラッキラ輝く水晶や、アメジストたちがずらっと並んでおり、驚愕しました(笑)。

インテリアとしての天然石を提唱されている店でしたが、水晶クラスターは全部虹入りじゃないかと思うくらい、どの石も見目好く、美しく輝いていて、今まで色々見てきた中でも「アタリ」のお店でした。

 

そのお店、2週間限定で渋谷のイベントスペースに出展されていたのですね。

普段は関西を中心に商業施設のイベントコーナーに出店されていて、東京はめったに来ないようで、その意味でも幸運でした。

これもご縁と、仕事帰りに立ち寄って買っちゃいました。

 

その日は、5月に買ったターコイズの勾玉ペンダントをつけていて、古くから旅の安全を守り幸運をもたらす石ともされているので、いいお店との出会いを引き寄せてくれたのかもしれません。いい石はいい石を呼ぶ、かな(笑)。

 

(あまり上手な写真でなくて申し訳ない…)

 

ちなみに、5つのタンブルをうちの犬に見せ「どれがいいと思う?」と聞いたら、迷わずソーダライトを選んでいました(笑)。

この中では一番模様が面白くユニークな石だと思っていたので、「お前、お目が高いな…」と(笑)。

 

色々、書くと言って書いてない記事がありますが、神社ネタを中心に、また、少しずつ書いていきますね。

さあ今宵は徳川家を攻め滅ぼさなくては(笑)。では。

こういうブログを書くようになると、スピリチュアルに関する記事や書籍の情報が色々入るようになって…。

興味本位で覗くことがあるのですが、占い師・霊媒師等の結構有名なスピリチュアリスト、テレビに出ていたり、本を何冊も出しているような売れっ子さんでも、私の経験や感性に照らして、「うーん、そうかなー?(^^;」と思うこともしばしば。

(私は母方が霊感のある家系ですので、過去には結構色々あったのです)

 

名前が売れて幸運を授かっているということは、スピ的な加護を受けている方々なんだろうなー、とは思うのですが…。

 

ちなみに、私は約20年前に、故・安倍元首相も占ったという人気占い師に見てもらったことがあります。

現在のところ、その人の占いは清々しいまでに的中していません(笑)。

まあ、私の人生は結構特殊な部類だと思うので、普通の占い師に見てもらってもわからなかったのかもしれません。と、フォロー入れときます(笑)。

 

見えない世界のことって、多分、千人いれば千通りの解釈があると思うんです。

だから、有名か無名かよりも、「人柄が感じがいいか、その人の言葉が鋭いと感じるか、自分と合っていると思えるか」が大事かなと思っています。

 

ちなみに、テレビに出るような有名人で「この人いいな」と思っているのは、心理占星術研究家の鏡リュウジさんです。

彼の星座占いの記事は、時々、読んでいてショックを受けるほど、その時の私の状況を言い得たことが書いてあったりするので…。

もちろん、彼も100%当たるわけではないですけども、説得力があるので、参考にしています。

 

自分と気の合うスピリチュアリストの言葉を参考にしつつ、あまり傾倒しすぎずに、程よくスピリチュアルを楽しむ、というのが、一般人としては一番自然で良いのかな、と思っています。

 

では、また(^▽^)ノ

 

 

↑お気に入りのパワーストーンのお店から頂いたローズクォーツ。

 

諏訪大社上社・前宮の御柱と前宮の柵。

初めて訪れたときは藤の季節で、藤と御柱のツーショットが撮れたのですが、藤は諏訪明神とかかわりが深い花だと後で知りました。

 

う、うん…実はさ…。

第九話、時行を心配して馬に乗ってやってきた頼重さんの表情がなんとも美しく描けていて、作画の人グッジョブと思って、つい、Xの「逃若」の感想覗いちゃったんですよね~。ネタバレというか、史実の展開と、現在のところ原作が大枠で史実通りに進んでいることを知ってしまい…(^^;

 

最初に思ったのは、「松井先生はずいぶんチャレンジングな冒険をされているなぁ」と。

私は、全然あんな売れっ子のクリエイターじゃありませんが、大枠のストーリー展開が決まっている話、しかも悲劇的な結末の話をリライトして小説化したことがありますので、ああいう話が作者にとってどんだけしんどいものか、少しは描き手側の気持ちが分かります(汗)。

 

あとね、いち諏訪明神ファンとして(笑)、諏訪頼重さんをあんなふうに美男子に、時行をはじめとする子供たちの良き父親であり護り手として、素晴らしいキャラクターに描いてくれてありがとう。

きっと、リアル諏訪頼重氏が、「逃げ若」をあの世で読んだら、涙を流して嬉しがると思いますよ。

 

1333年時点で既に何千年も前から続いている諏訪信仰の頂点という特殊な地位に生まれ育ち、幾多の人々を率い、不確かな神の真意を探り、また、北条時行という日本の命運を背負った重たい命を預かることになった、「一人の生身の人間」のプレッシャーや重たさというのは、想像しがたいほどのものだったと思います。

 

「良い人生を送ったから、歴史上ずっと忘れられていたけど、21世紀になって良い人間に描いてもらえた」ということだといいな。

 

あと、もうアニメは史実にも原作にも沿うのやめて、諏訪でみんなでわちゃわちゃしながら追っ手を撃退しつついつまでも楽しく暮らそうよ(笑)(←自分の小説でアカネイアの占領軍司令官をずっとやめたくなかった人)

 

…とはいえ…。

諏訪信仰とは、何度もご紹介していますが、かつては毎年春に鹿の生首75頭分を捧げる祭が行われたり、7年に1度の御柱祭も、時に死人が出るほどの、命がけの激しい祭ですからね…。

 

お諏訪様は、私は本質的には人々を護る優しい神だと思っていますが、軍神、狩猟神として、流血や生殺与奪と無縁な神だとは決して言えないわけです。あと、いずれ詳しく調べて書けたらと思っていますが、柳田國男が研究したような側面もあるわけで。この神を調べていると、生きることと死ぬことの厳しさを垣間見ずにはいられないのです。

 

そういう意味では、とても「諏訪らしい」お話かなと思います。

松井先生、タダでさえ激務とされる週刊少年ジャンプの連載で、ああいうお話を描くのは大変なことだと思いますが、がんばってほしいなと思います。私は私にできる範囲で、私のペースで、成り行きを見守らせて頂こうかなと(笑)。

 

もし自分が原作者だとしたら…。

史実はおいておいて、時行と足利尊氏が直接対決するところは描きたいな。

で、いいところまで追いつめるんだけど、やはり倒すことはできなくて、最終的には逃げ切って劇終、かな。

松井先生はおそらく、あらかじめラストの展開を考えたうえで描き始めていると思うのですが、何が起こるのかを楽しみにしています。

 

肝心の九話の感想をあまり書いてないな(笑)。

来週が総集編だというので、その時に書けたら書きますね。

では、また。