や、やっと…やっと、乗馬検定5級に合格しました。
ちなみに乗馬検定5級とは、乗馬初心者のための資格で、3日間合宿すればみんながとれる、合格率9割の簡単な資格です(笑)。
コロナ禍の中断期間あり、その他もろもろあって、そんな簡単な資格を取るのに6年だか7年だかかかりました(トホホ)。
やっと上のクラスに進めます。
お世話になったハヤト君。ただ、彼、何か知らないけど試験前後にかなり気が立っていて、他の馬にケンカ売ったりしていたので、怖い思いをしつつ試験を受けたので、結構大変でした…。
彼はプロフェッショナルなので、人が上に乗ってからは気持ちを切り替えて、こちらの指示にも従ってくれたので、試験自体は無問題でした。反動が少なく、リズムがとりやすく、とっても軽速歩しやすい馬です。
合格証は一か月くらいで郵送で届くそう。ついたらまた自慢すると思います(笑)。
ええっと、ここ、神社ブログなんで、そっちの観点から話しますね(笑)。
試験前に、乗馬の試験の安全と合格を願うために、どの神様にお願いすればいいのかなーと思ったんですが。よく考えれば、私にご縁のある神様で、スポーツの神様で、有名な騎馬隊を率いた武田信玄が熱心に信仰していた神様がいました。
氏神様の建御名方神(お諏訪様)です。なんだ、神棚にお参りすればよかった。(笑)
こちらの巾着、一番下部の緑と黒の石のお守りが諏訪大社の「薙鎌守」。もちろん持っていきました。
ま、まあ、トラブルはあったものの無事に合格できたので結果オーライなんですが…。
私の通っている乗馬クラブ、馬が大切にされていて、馬房に神社仏閣のお守りを下げている馬も多いのですね。
こんなのとか。
こんなの。
で、特定の神社のお守りが多いな、と気になったのですが、ネットで調べたら、滋賀県の賀茂神社のものでした。
こちらの神社、由来が面白くて、奈良時代に時の天皇である聖武天皇が、日本の陰陽道の祖とされる吉備真備(きびのまきび)に命じて、陰陽道の技を使って建てられたものだそうです。(最近このブログ陰陽師率高いね!)
この吉備真備という方、官僚・学者で、享年81歳と当時としては驚異的に長く生きた人のようです。唐に留学した際に陰陽道の聖典を持ち帰ったとか、かの安倍晴明の祖先に陰陽道を伝えようとしたとか、唐から帰る船には九尾の狐が同乗していたとか、いろいろとスピリチュアルな伝説の持ち主だそう。
(AIに描いてもらいました。九尾どころじゃないけど(笑))
脱線しましたが、賀茂神社は日本最古の馬の国営牧場に鎮座しているということで「日本の馬の聖地」として古くから信仰されてきたとのこと。
(公式ホームページ「馬に関係する皆様へ」より)
「その永い馬との歴史の中で、近年お詣りになられる方々より、「賀茂神社は天より光が降り注いでいますね!」とか、「この神社にいっぱいの馬がやってきて、ここから天に飛び立っていますね!」、「ここは馬のにおいがしますね」、「ここの神社の木は、馬の肌を触っているようです」等々、いろんな現象に対するお話をされる方が多くお越しになられ、私どもにお話をされています。」
わぁぉ(^^;。
神社の公式サイトって、こういうスピリチュアル体験談からは距離を置いた、中立的な書き方をするところが多いと思うんですが…。
よっぽどそういう話が多いのか、宮司様がスピリチュアル体験積極派なのか(笑)。
そんな賀茂神社ですが、11月に、「馬上武芸奉納祭」として、競べ馬(くらべうま)や流鏑馬といった様々な演武を神事奉納するお祭りがあるそうです。しかも、和種馬たちにより行われるとか。
近年では流鏑馬はサラブレットに乗って行われ、サラは競走馬として数多く生産されているので、第二の馬生、再就職先を確保するためにも正しいことだと思うのですが、和種馬による武芸も見てみたいなーと思っておりました。
色々と面白そうな神社ですし、今年予定があえば、11月のお祭りに行ってみようかなと思っています。
では、また。