第41回湘南江の島春まつり③流鏑馬 | 陽の当たる庵

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主に関東の神社訪問覚書ブログ。たまにパワーストーンや馬の話題も。

過去記事で、藤沢市が流鏑馬の際に放たれた弓を回収するなどの「諸役」を募集していて、やってみたい、うらやましいな~と思っていると書きました。↓(※藤沢市の当該募集ページは閉鎖済)

 

 

今回、抽選で選ばれた8名の藤沢市民が諸役をされているとアナウンスがあり、「やっぱりやってみたかったな」と思っていました。この金色の衣装を着た方々が、諸役の皆様と思うのですが…。

 

 

 

ただし、今年に限っては、参加できなくて正解でした。2日後の3月11日が新月で、今年の東浜は特に潮の満ち干が大きく、午後に入ってどんどん波が迫ってきて、諸役の皆様が座っている椅子の足元までじゃぶじゃぶと洗うようになっていたのです。

諸役の皆様、足元ずぶぬれだったと思います。お疲れさまでしたあせる

 

臆病な馬にとって、迫りくる波は恐怖や不安の対象になります。よく訓練された馬たちも波打ち際すれすれを走ることに不安を感じ、馬と弓矢両方を制御しなくてはならない流鏑馬にとっては非常に難しいコンディションになりました。(解説の方が「私が経験した中でもひどい馬場」という趣旨の発言をされていました)

ここの流鏑馬が川辺や山中ではなく、海辺で行われるが故の難しさだと思います。

 

とはいえ、元々流鏑馬は武芸。大自然が与えた厳しい状況にも対応して射ることこそが本来の姿ともいえます。

馬を御す高い技量が要求される状況で、それでもしっかりと的を射あてる姿に、高い歓声が上がっていました。

 

そんな中でも、印象に残ったのが紅一点の女性射手。

もうね、こぼれんばかりににっこにこと笑顔を振りまきながら馬を駆っておられました。速度は控えめだったものの、この状況で笑いながら次々と的を正確に射抜くんですね。素敵だった~。

 

(多分その方の写真…だと思います…記憶に自信なし(^^;)

 

流鏑馬というと武士、にこりともしない男性が想起され、それはそれで凛としていてカッコいいのですが、この方は楽しげな曲を演じる女子フィギュアスケーター並みに笑っておられて、時代の流れだなぁと。まるで華やかなショーのようでもあり、それにあこがれる若い方もいるだろうなと思いました。流鏑馬の装束って華やかですし、この伝統の新しい形になるかもなぁと。

 

で、神事としての流鏑馬のあと、競技部門で一番うまかったのは、去年に引き続きミヤザキさんと相棒のオディール君。(お名前記憶違っていたらごめんなさい)あの速度であの正確さ、何度見ても惚れ惚れします。しかしその人馬でも取りこぼすところがあったので、今年の馬場は特に難しかったのだろうな、と改めて感じました。

 

射手の皆様、本当に素敵でした。ありがとうございました。

 

その後は例によって島に渡り、今年は母とわんこと一緒にしらす丼を食べて、だいぶくたびれたけど、何とか帰ってきました。

今年は湘南・藤沢・江の島巡り頑張るぞ~(多分)。

 

何とか記事にできましたね(^^;。しかもなんだかんだ言いつつ結構文章書いてるし(職業病)。

では、また。