体調がもう一つだったので、その日は上野に数あるパワースポットのうち、1か所だけ訪問しようと思っていました。
上野の森美術館を出て見回すと、目の前がこれですよ。
裏側からですが、赤いのぼりはためく素敵な寺院。ここで決まりでしょう。
「清水観音堂」は、京都の清水寺を模したお堂だそうです。
お参りしてみたら、いや~、なんかすごく癒されました。
去年一年パワースポット巡りをして、パワスポに関する感性が鋭くなったのかもしれませんが…。
モネ展を巡りながら、日常の嫌なことを少し思い出していたのですが、こちらにお参りしたら雑念が吹き飛びました。
私の感覚ですが、神社はどちらかというと、エネルギーをもらったり、心を清めてもらう場所。
仏閣は心を安らかにしたり、心のバランスをとってもらう場所、という気がしています。
観音様、ありがとうございます。
神道は日本固有の文化であり、日本人のルーツであり、私が大好きなギリシャ神話にも似た世界観なので、神社と仏閣だと、今まで神社を優先して参拝してきました。でも今回、仏閣も良いものだなぁ、今の自分には仏閣が合っているのかもなぁ…と。
仏教は、世界的に見ても特異な宗教観を持つ日本人が、外国から来た宗教で唯一、長い時間をかけて文化に溶け込ませてきた世界観です。やはりそれだけのことはあるのだなぁ…と。
↓そんな風に感動しながら撮った割には残念な写真(このお堂上手に写真にとるの難しいと思うの)。
歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれた「月の松」(復元)だそうです。
御朱印も頂きました。お寺用御朱印帳の書初め
「手」が小さめに書かれていたり、デザイン的にも工夫されていて素敵ですし、大満足です☆
モネも良かったけど、今の私にはパワスポ巡りが合っているのかもしれません(笑)。
では、また。