諏訪大社4社巡り~下社・春宮&秋宮 | 陽の当たる庵

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主に関東の神社訪問覚書ブログ。たまにパワーストーンや馬の話題も。

えーと、5月の話なのでもうだいぶ記憶が薄れていますが、諏訪大社巡りで上社の話だけして終わりってのも良くないですし! お諏訪様はご夫妻神ですからね! 女性がいるから男性だって支えあって困難も乗り越えていけるんだよ!
というわけで簡単に諏訪大社下社2社編です!

 


☆諏訪大社下社2社について
とっても波長の細やかな神社です。上社2社の特徴がエネルギーの強さにあるなら、下社2社は細やかな優しいエネルギー。音楽にたとえるなら、上社がベートーヴェンで、下社がバッハといいますか。下社は樹木がご神体なのもあるかもしれません。私は上社推しですが、下社の優しい雰囲気が好き、という方も多いと思います。

私、建御名方神は「お父さん」というイメージだと以前書きましたが、じゃあ奥様の八坂刀売命が「お母さん」かというと…どうなんだろう(笑)。ともあれ、優しく澄んだエネルギーで迎えて頂きました。

☆春宮
春宮→秋宮の順で回りましたが、春宮は敷地内にいても近くを流れる清流の音が聞こえっぱなしで、耳から清浄になる、癒される場所です。

 

 

 

 

ああ、もう写真だけでも清らかな気配が伝わってきますね。ニコニコ

 

 

 

川べりに下りて、流れに足をつけてのんびりすることもできますし、一日中でもいたい清々しいスポットです。夏場の暑い時期なんか特に癒されるだろうなぁ。近くには、芸術家の岡本太郎が大好きだったという「万治の石仏」もあります。



☆秋宮
秋宮はお店屋さんなどが一番多いエリア。道中に無料の足湯が各所に設置されており、ありがたいのですが、温度が熱すぎてなかなか足をつけられないという(笑)。私が行ったときは神社の隣で運動会が開かれていました。お諏訪様、特に旦那さまのほうが体育会系ですからね(笑)。

 

 

 

 

こちら、天然石好きにはおなじみの「さざれ石」が巌となったものです。まさに「君が代」の歌詞そのものなので、境内に飾られています。

 

 



暑い季節は春宮付近(川辺)をぶらぶら、寒い季節は秋宮付近(足湯)をぶらぶら、ってわかりやすくて良いですね。どちらも駅から徒歩で行かれますし、旧中山道の街の雰囲気やたたずまいも残っておりますので、散策がてら楽しく回れると思います。

 



☆諏訪大社下社をめぐる前にお勧め
下諏訪駅に着いたら、ぜひ駅の観光案内所でガイドさんのお話を聞かれることをお勧めします。

上社巡りの際は、茅野駅からタクシーを拾わなければならなかったので、昨今の全国的タクシー不足の関係上、駅からすぐにタクシー乗り場に行ったのですが…。下社巡りの際は、観光案内所に寄って、私と同様に春宮→秋宮ルートで回られる二人組の話を横から聞いて、情報収集することが出来ました。

二人組が去った後、ガイドさんが去ろうとする私に私に勧めて下さったのが、「慈雲寺」。
今回は諏訪大社がお目当てだったので、寄り道するかどうか、ちょっと迷ったのですが、結論からいうと、勧めてもらえて大正解でした。

 



キャッチコピーをつけるなら、「京都も真っ青」。
苔むした参道が素晴らしく、細部まで丹念に整備された美しい寺院です。

 


 

☆まとめ
こんなに歴史も自然も見どころも多い場所が東京から日帰りで行けて、京都や鎌倉のように混雑していなくて、上諏訪では源泉かけ流し温泉のあるホテルが6000円程度で泊まれる(※2023年5月の段階)。
諏訪大社、マジで「首都圏から日帰りOKな最高のパワースポット」ではなかろうかと。

 

パワースポットにも相性がありますので一概には言えませんが、以前諏訪神社に参拝されたことがあって、「私、ここの神社の雰囲気好きかも~」と感じられた方には、是非お勧めします。

調子に乗って出雲系の神様の祖・素戔嗚尊が祀られている熊野本宮大社に行こうかと調べたら、首都圏からの遠さにクラクラ来ましたからね(笑)。お諏訪様が氏神様でよかった。

「上社に比べてえらく簡単な紹介だなオイ」と突っ込まれそうですが、このあと本当に色々あったんですよ…めちゃくちゃ色々あったんですよ…見逃して下さい。ネガティブ

でも、この後に「諏訪大社で頂いた御朱印やお守りやお土産の黒曜石紹介」が残っているので、まだ終われません。魂が抜ける

では、また。泣