さて、諏訪大社については今後ものんびり更新するとして、ここでいったん5月の末にまた大國魂神社に行ってきた話をしますね。今回は母と行きました。
今度は通常の改札口から。どちらにしろ、案内板も出ているし駅から鳥居が見えるので迷うことはありません。
いやあやっぱり素晴らしい神社でした。前回より空気が柔らかく感じられたのは、暖かくなったせいか、二度目の訪問で大國魂神社のスピリチュアルな方々に顔を覚えてもらえたせいか。
母は、普段は神社仏閣にはほとんど行かない人ですが、出雲大社に行ったことがあります。大国主命が好きなのだそうで、今回誘ったら喜んでついてきました。
そういえば我が家のメンバーは、それぞれ大きな寺社にご縁がありますが、呼んでくださる神仏がバラバラです(笑)。
父→奈良の薬師寺
母→出雲大社
姉→伊勢神宮
私→諏訪大社
母は流石出雲大社に呼ばれた人というべきか、今回も日曜日なので複数の結婚式があったのですが、母と私がお参りしたそのタイミングで笛が鳴りひびきました。ありがたいことです。大國魂神社って、御祈祷でも結婚式でも笛が鳴らされるので、音色を聞くたび雅で素敵だなと思います。
神社は最高でしたし、天気もよく、東京競馬場にはバラが咲き誇り、トラブルもなく全て順調だったのですが…ただ、メインイベントのダービーが…。
スキルヴィング号がダービー完走後に倒れて、急性心不全でそのままこの世を去ったのは、競馬ファンの方ならご存じかと思います。彼が倒れたのが、ちょうど私と母の目の前だったのです。
運動により心臓発作を起こすことがあるのは人間も同じで、スポーツ会場やマラソン会場にはその時のためにAEDが設置されています。それでも不慮の事故を完全に防げるわけではないですし、人間の10倍近い体重の馬用のAEDを開発するのは容易ではないと思うのですが…。
それにしても…残念です。
一着の馬をお祝いするとか、馬券はずれたのを悔しがるとか、およそそういう気分ではなくなってしまいました。
とはいえ、事前に防げる事故でもないですし、神社にお参りしたことが悪いわけでもありませんからね…。
何にしろ、スキルヴィング号が安らかに眠れますよう、また、関係者の皆様にはお悔やみ申し上げます。