今話題のチャットGPTに諏訪大社の魅力を語ってもらいました | 陽の当たる庵

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主に神奈川・東京の神社訪問覚書。諏訪神社推し。中世の諏訪が舞台のアニメ「逃げ上手の若君」の感想や、たまに天然石・馬の話題も。

前回、「諏訪大社」および「建御名方神」の有名なお祭りと自然現象について記事を書きました。↓

 

 

で、私が書くよりも、最近マスコミも大注目の文書作成AI「チャットGPT(https://chat.openai.com/auth/login)」に書いたもらったほうが、魅力的な記事になるんじゃないかなと、ちょっくらログインして書いてもらってきましたよびっくりマークニコニコ

 

 

 

「長野県諏訪地方に存在する「諏訪大社」について、観光客にアピールする文章を書いてください。」

 

AI「諏訪大社は、日本最古の神社のひとつであり、信仰の対象としても有名な場所です。長野県諏訪地方に位置し、長い歴史と伝統を誇っています。

諏訪大社は、4つの社殿から構成されており、それぞれに祀られる神様が異なります。中でも、北社の「建御名方神」は、神話に登場する天照大御神の孫であり、諏訪地方の氏神として多くの人々に信仰されています。

諏訪大社の周辺には、美しい自然が広がっており、四季折々の景色が楽しめます。また、諏訪湖や諏訪市街地など、観光スポットもたくさんあります。諏訪大社を訪れた際には、ぜひ周辺の観光スポットも合わせて楽しんでください。

長い歴史と伝統を誇る諏訪大社は、日本の文化や信仰に触れることができる貴重な場所です。ぜひ、訪れてみてください。」


う…うん、2段落以外は問題がないと思われます。

2段落も、4社あるというのは間違ってないですが…それ以外は不正確ですね(笑)。

 

祀られている神々については2月と8月に春宮と秋宮の御霊代(みたましろ)が入れ替わるとか、専門的なことはわからなくても仕方がないですが…。

建御名方神は天照大御神の孫ではなく、弟の須佐之男命の子孫ですね~。で、北社ってどこ(笑)

 

正確な諏訪大社の紹介はここ↓

 

まあ、人間が後から修正できる程度だし…と思い、さらに聞いてみました。

「諏訪大社で7年に1度開催される御柱祭の見どころを教えてください。」


AI「諏訪大社の御柱祭は、7年に1度の大祭であり、日本を代表する祭りのひとつとして知られています。御柱祭は、諏訪大社の中でも、北社、中社、南社の3つの社で、それぞれ7本の柱を建てる祭りです。

御柱祭の見どころとしては、まず、巨大な柱を立てる様子が挙げられます。柱は、木造で高さ16メートル、直径は60センチメートルもあり、約500人がかりで持ち上げ、垂直に立てるという壮観な光景が見られます。柱は、地元の杉やヒノキを使用しており、建築技術や伝統的な技術の継承という意味でも、注目されています。

また、御柱祭には、多くの神輿が出ることでも知られています。神輿には、神職や地元の人々が担ぎ、力強い音楽とともに、諏訪大社の周辺を練り歩きます。神輿には、美しい装飾が施されており、その迫力ある姿は、圧巻です。

さらに、御柱祭では、様々な伝統芸能も披露されます。例えば、踊りや舞楽、鼓の演奏など、多彩な演目が繰り広げられます。これらの伝統芸能は、日本の文化や歴史に触れることができる貴重な機会としても注目されています。

御柱祭は、長い年月をかけて準備され、数日にわたって行われる壮大な祭りです。巨大な柱を立てる様子や、神輿の華やかな姿、伝統芸能の迫力ある演目など、見どころはたくさんあります。ぜひ、一度訪れてみてください。」

 

なんか、だいぶ違っているねニコニコ

御柱、高さ16メートルは立派だと思うけど、直径60センチかぁ無気力

それを横倒しの状態から立てるってだけだったら、500人もいらないんじゃぁ…。
そして、木の種類が一ミリもあってない(笑)。

(※現実の御柱祭の御柱は、モミの木、長さ約19m、直径約1m、重さ約7.5トン。柱によっても異なります、だそうです。)

 

 

 

 

まあ、日本では有名だけど、チャットGPTはアメリカのアプリだものね。日本語版は出ているけど、元となる英語のリソースが少ないんだよね。

 

じゃあ、お祭りではなく、自然現象ならばもう少し正確なのでは??

「長野県諏訪湖で冬に見られる自然現象「御神渡り」について、神話の紹介をしつつ、観光客にアピールしてください。」


AI「長野県諏訪湖周辺には、神話にまつわる美しい自然現象が存在します。その中でも冬に見られる「御神渡り」という現象は、特に神秘的で、多くの観光客から注目を集めています。

御神渡りは、諏訪大社に伝わる神話に基づいた自然現象であり、毎年12月頃に諏訪湖上空で見られます。神話によれば、古代に諏訪湖周辺に住む人々が、神々の指示に従い、神社から湖を渡って別の神社へと移ろうとしたところ、湖が凍ってしまい、進むことができなくなってしまいました。そこで、神々が祈りを捧げたところ、湖面に亀裂が入り、人々はその亀裂を渡って無事に目的地に到着することができたという伝説があります。

この伝説が現実に反映したのが、冬に諏訪湖上空に現れる御神渡りです。湖面から湯気が立ち上り、それが空気中の水蒸気と出会い、凍りついて細い霧の筋が現れます。その筋は、湖面に亀裂が入った時の様子を模しているため、神秘的で美しい光景となっています。特に日の出直後や日没直前には、太陽の光に照らされた御神渡りが、神話的な空間を演出し、多くの観光客から絶大な支持を得ています。

諏訪湖の御神渡りは、日本の神話と自然現象が結びついた、貴重な観光資源です。是非、一度目の前でその神秘的な光景を目にして、日本古来の神秘と美しさを感じてみてください。」

 

…御神渡りって、諏訪の住民が主役のお話だったんだぁ。うさぎ
モーゼの十戒みたいな現象だったんだねぇ。無気力
氷が山をなすリアル御神渡りも見てみたいけど、こんなファンタジーな空中御神渡りも見てみたいですね。雪の結晶

 

リアル御神渡りはこんな現象↓

 

 

まあ、要するに。

チャットGPTは一般的・国際的な話題には強いけど、英語のリソースが少ない日本の地方ローカルな話題になるとだいぶファンタジーな文章になるから、人間にはない発想で面白いことは面白いけど、チャットGPTが諏訪の観光大使になれる日はまだ先、ということですね。

 

私ライターやってますけど、こういうジャンルの書き物についてはAIに仕事を奪われる日はまだ先のようで、少し安心しました(キリッ)。

 

では、また。にっこり