以前に書いたブログ記事「歴史は本当に繰り返すのか?」で
「価値観」が一変するような出来事が起こることを想定しておこうと書きました。
この内容に興味を持ってもらえた人が多かったようですので、
これに関連した話をもうひとつ書いてみたいと思います。
これも以前にセミナーに参加した際に聞いた話ですが、、、
過去の歴史の中で、環境が一変した事例として有名な出来事に「氷河期」があります。
地球全体の平均気温が7~8度も下がったとの説もあるようです。
氷河期と言って思い出すのは、「恐竜の絶滅」ですよね?
※諸説あるようですが、ここではそういうことにしておいてください(笑)。
その当時、地球上で最も強かったのが恐竜だと思われます。
その最強と呼ばれる恐竜でも、氷河期には絶滅してしまいました。
地上で最強の動物である恐竜が絶滅してしまったくらいですから、
他の生物もすべて息絶えてしまったか?と言うとそうではありませんでした。
わかりやすい例をあげるならば、ゴキブリは生き延びたと言われています。
恐竜のように強い生き物が生き残れないのに、
新聞で叩けばやっつけられるような(笑)、弱いゴキブリは生き延びた。
この原因は何か?
それは、『環境の変化に対応できたから』です。
生き残るのに必要な能力とは、強さでも賢さでもなく、
急激な変化に素早く対応できるかどうかの能力が重要であるということ。
もし、業界全体に、もしくは、勤めている会社に何らかの変化の兆しがあった時に、
生き残れるのはどんな人でしょうか?
わかりやすく言うならば、「ちょっとやばいんちゃう?」って思っている時(笑)。
管理職として、その会社から信頼されてきた人でしょうか?
技術力さえあれば、やっていけるでしょうか?
技術士の資格さえあれば、生きていけるでしょうか?
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┗■ ここで、あっとクエスチョンです。☆..・゜☆..・゜☆..・゜
もしも明日、あなたの勤める会社がなくなったら、どのような行動を起こしますか?
現在は、氷河期とは反対?の温暖化が大きな問題となっています。
環境破壊で絶滅している動物も増えていると聞きます。
地球上で最強の生物のひとつである人間が、絶滅するとまではいかないとしても、
決して、他人事ではないのでは?と感じるのはわたしだけでしょうか?
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┃編┃集┃後┃記┃
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このセミナーの中で、こんな質問をされた方がいました。
「サルは進化したらヒトになるのですか?」
ちょっと、そうなるような気もしませんか?(笑)
この回答は、
「サルが進化すると、より進化したサルになるのであって、ヒトにはならない。」
のです。
ダーウィンの進化論の図を思い出してみても、分岐が進んでいく中で
発散はしていきますが、収束することはありませんからね。
最近では、国土交通省の道路特定財源の話、贈収賄の摘発、談合、ダンピング、合併統合・・・
と、建設業界の変化の兆しは絶える事はありません。
わたしも、もっともっと進化するスピードを上げて、どんな環境変化にも対応できる
強靭かつ柔軟な身体とココロを鍛えていこうと思う今日この頃です。