年頭に・・「八方塞がり」 | KenさんのBLOGS

KenさんのBLOGS

日常、弓道、ダイビング
仕事、ゼミ、もろもろ

年頭に・・「八方塞がり」

皆様,新年おめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。

さてさて,今年の私の運気は「八方塞がり」だそうです・・・・神社からお払いのお勧めの手紙が来ました。
歳ばれちゃうけど。

ふぅん・・・ちょっと気になって辞書をみると,
1 陰陽道(おんようどう)で、どの方角に向かって事を行っても、不吉な結果が予想されること。
2 どの方面にも差し障りがあって、手の打ちようがないこと。
とされています。
一般的には悪い意味でとらえられていますね。

しかし,これはことわざの意味で,実際には,九星気学による星回りの方位をいいます。
自分の生まれ星(九星)が年毎の運勢盤(九星方位吉凶表)で中央に位置する年を『八方ふさがり』と言います。
つまり,自分の星の位置を示す言葉です。

神社や祈祷所の説明としては
周囲を凶神で囲まれ,出口のない状態だと言われ,何かトラブルが起こったときに対処のしようがなくなってしまい、パニックに陥ってしまいがちになる。自分の力だけでは対処できなくなり、周囲の協力と同時に神さまのお力にすがることも必要になる。と述べられています。お祓いや厄払いの必要性が強調されています。

一つの脅しであり,宣伝文句です。
好(良)運だとだれもお祓いになんか来ませんからね。

悪い事ばかりが強調されていますが,実は「八方開き」とも言われ,四方八方を強い凶神に囲まれる事によって他の悪神・邪神の侵入を防ぎ、運気が一直線に上昇するとも言われます。
凶神も使い方によっては強い味方になると言うことです。
良く効く薬みたいな物ですね。

所謂八方塞がりという凶は尅気にのみある人であって、祐気にある人はむしろ反対に天運を恵まれ、本命中宮に入った時こそ、天運人運ともに廻り来るものである。と言われます。
プラスに働く気は祐気(ゆうき)、マイナスに働く気は尅気(こっき・こくき)です。
但し,盛運に過ぎて得意絶頂となり万事に行き過ぎの傾向があり,自ら破綻を招きやすいとも言われます。
絶好運にも恵まれるが,調子に乗るとどん底まで落ちる運気みたいです。

今年は私にとって大きな変化の年です。
家族と離れ仕事も休み,一人で海外で暮らす事になります。
娘も結婚するし・・・ちなみに娘も八方塞がりです。
今のところ沢山の方々のご厚意により順調に進んでいます。非常に楽しみな年になりそうです。
囚われる事が一番良くない事なので,自然体で,まわりに感謝しながら,焦らず奢らず過ごしたいと思います。

「八方開き」の素敵な年になるように期待します。


さて,これから,初日の出を拝んで元朝参りにでもいってきますかね。


皆様,今年も宜しくお願いいたします。