お世話になります
無垢ではなくいわゆる貼りモノです
芯材にカリンやコクタンの薄い単板を貼りつけたモノ
貼る単板が厚い程値段も高くなる
しかし、単板が厚すぎると表面割れを起こしやすくなるので
厚貼りと言っても3ミリぐらいが良い所です
薄貼りは0.3㎜と本当に薄い・・ペラペラです
今回はカリンとコクタンの厚貼りです
床の間に使う落掛(おとしがけ)と床框(とこがまち)
まずカリンの落掛ですね
ここまで良くできれば貼りモノで十分かもしれません
銘木屋らしからねことをつい思ってしまいます(笑)
コクタンの床框です
シマが入っていて良い感じです
これは違いますがコクタンの加工は四国がメッカです
メッカだけにその技術力もある意味すさまじいものがあります
例えば陥没した所に埋め木をしてコクタン模様を描いてみたり
芯持ちバリバリでどうしょうもない材にバックアップ剤と呼ばれる液体を
流し込み全く動かなくさせ表面をなだらかにして
模様を描き込み製品にしてしまう
「整形手術」と呼んでましたが昔は良く行われていました
現在はコクタン自体がありませんので
そのようなことはしなくなりましたね
裏から見ると芯材が見えます
もうすぐクリスマスですね
私は家で家族とケンタッキーとケーキ
恥ずかしくなる程に王道パターンです(笑)
今書いている時点でさえこっぱずかしくなります
今年もまだまだ頑張りたいと思います
王道だけに・・
そうだ・・せめてあと1回飛ばしてくれ・・
あと1回でいいんだ・・
こ・・今宵はここまでです
ありがとうございました
㈲川越銘木センター
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