少し真面目にオイルの話❗️ | ザビエルのブログ

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オイルは宗教😁

オイルの話をすると戦争が勃発するかもしれないので😁貴方の信仰を否定はしません❗️


今日はオイルの基本的な分類を知って貰い正しいチョイスをして貰えればと老婆心ながらお伝えしようと思います。







この表は最近気になるケミカルメーカーのAZさんのHPからパクって来ましたが😁アメリカのAPIとか言う石油協会が定めた分類表です。


グループは1から5に分類され、ベースオイル(基油)によってグループが分けられています。

グループ1から3迄が鉱物油ベースのオイルです。

グループ4はPAOと呼ばれるポリアルファーオレフィンがベースです。

グループ5はエステルがベースです。


既に、なんのこっちゃと取り残されてる方も居るかと思いますが😁現在のオイルは、この5分類に分けられている事だけご承知置き下さい。


私は、この表を見た時にハッと思い出したことが有ります❗️昔、千葉のお肉屋さんにA5の肉について色々と質問をしていた時に、頭に付くAは肉牛の雌牛と教えて貰いました。その後に続く数字は1から5まで有り、普段買い物するスーパーでは頭のアルファベットはAからC迄有りますが、数字の部分は3程度だと教えて貰いました。逆に食肉を扱うプロの人でも、4と5の違いは判別が難しいレベルだとも聞きました。APIの分類表を見てなんか似ているなと思ったのですが、ホームセンターレベルではグループ3までしか置いてないですし、専門店などを探せばグループ4や5が販売されています。





グループ1 船舶や重機などに使用。

グループ2 ハーレーの鉱物油はこの辺り。

グループ3 鉱物油ベースの合成油

グループ4 有名どころではMOBIIL 1等

グループ5 有名どころではMOTUL300V等





おベンツ様に長年使用しているグループ4のMOBIL 1ですが、シーズンも始まるので購入しようとしましたが、値段がかなり上がってしまったのと在庫が潤沢に無いようで取り寄せに時間が掛かるようでした。そこで、最近気になってるAZ社のホームページを見ながらグループ4のPAOベースで同じ0W-40という商品が有ったので、ポチッと購入したのです❗️













お値段はMOBIL 1よりも少しお安くて在庫が有るので直ぐに配達されました❗️


0W-40 SNという規格を見て、あっ💦やってしまった💦💦💦よく確認しないでポチった自分の責任ですが、ディーゼルエンジンに使えるCで始まる記号が記載されていません💦💦💦やっば、ガソリンエンジン専用のオイルを20リットルも買っちゃったけど、他に使える当ても無く途方に暮れていました😁


やってしまった事は反省しつつ、おベンツ様に使えるオイルが有るのか❓AZ社に問い合わせのメールを送ってみました。内容はDPF未装着のベンツのディーゼルエンジンで、今までMOBIL 1の0W-40を使用していたが、これに代わるオイルは販売されているか❓と質問しました。朝送ったメールの回答はその日のうちに返信が有り、恐る恐るメールの内容を確認すると、ディーゼルエンジンに使えるオイルはオーバースペックになるが、RACINGシリーズの物が使えるとの回答でした。ガソリンエンジンよりも交換サイクルは早めにとも書かれていました。


よく確認せずに購入したオイルはRACINGシリーズのオイルなので、使える事が判明しました👍


しかし、この質問のメールへの回答で1番驚いたのは、大阪の会社にメールしたのに返信の文面は標準語だったのですが、コレは私が標準語で質問したので、標準語で返信が有ったのか❓電話ならば関西弁なのか❓凄く不思議な体験でした😁





少し話が脱線しますが😁グループ3が出来た裏話を少々。アメリカにカストロールという有名なメーカーが有りますが、このメーカーが鉱物油を物凄く綺麗に不純物を除去したら、グループ4以上の合成油と同じレベルになったから、ベースオイルは鉱物油だけど、合成油と記載して販売を始めましたが、この行為に待ったをかけたのがMOBIL社でした。グループ4のPAOを最初に開発したプライドが有り許せなかったのでしょう😁その後、アメリカで裁判が行われ結果的にカストロールが勝利したので鉱物油ベースでも精製を行い合成油をブレンドすれば合成油と名乗って良いと言うことになったのですが、面白い事に裁判が行われたアメリカは当然ですが、なんとアメポチの日本でも合成油って名乗って良いとなってます💦💦💦


そして、更に面白いのはヨーロッパではグループ3は認められていないそうです😁政治力と言うか、お国事情と言うか消費者の事を考えればヨーロッパの方がわかり易いなと思うのですが.....












実は、交換時期はとっくに過ぎてまして💦2万キロ近く走ってました💦定量が10リットルなので、レベルゲージのロワーとアッパーでは2リットルの差が有るのですが、1リットル程消費してました。














今日は天気も良かったので、おベンツ様のオイル交換を行いました❗️オイルエレメントも交換です。













オイル交換は終わりましたので、最近YouTubeで見て試してみようとマフラーのアーシングと言う都市伝説的なチューニングを😁












続いての都市伝説チューニングはエアクリーナーボックスの静電気チューニング😁ボックス内部にアルミテープを貼りました。












上蓋の内側は凸凹してアルミテープ貼りづらそうだったので、内部のファンネルみたいな所にアルミテープを😁













本当は内側の方が効果が有るみたいですが、上蓋の外側にアルミテープ😁






試運転してみましたが、オイル交換を含めて体感する事は無く💦💦💦強いて言えばエンジンが少し静かになったのと、真っ黒だったオイルが綺麗になった程度です😁













もう空っぽだと思いましたが、少しだけオイルが残ってたので、グループ4のPAOを発電機に入れてみました❗️













ついでに購入していたグループ3の合成油を少し早いかなと思いながらもWAVE125iへ


購入した時にオイル交換して貰いまして、その後800キロ走破しましたが、オイルを抜いたら500mlしか入っていませんでした💦カブなどの小さなエンジンは1.000キロ毎にオイル交換とよく耳にしますが、減りにくいグループ4以上のオイルを入れたら長持ちするのか❓今回は発電機とWAVE125iで実験してみます。












最近のカブはオイルフィルターを交換できるようですが、WAVE125iは未だに遠心分離フィルターなのでドレンボルトをマグネットタイプに交換しておきます❗️






最近のドイツ車は、オイル交換サイクルが2万キロと言われていて、多くのユーザーさんは耐え切れなくお金を払うからもっと早くオイル交換してくれとサービス工場に入庫させるなんて話を聞きますが、気持ちは分かります😁自分もおベンツ様のサービスマニュアル見て1万6千キロ毎のオイル交換と知りビビりましたからね😁


因みにTC-FXRTはグループ4のロイヤルパープルを使用中で、ショベルはグループ5のレッドラインを使用中です。結論から言ってしまえば、高いオイルを入れたら調子が良くなるなんて事は無いと思います❗️エンジン本体の調整が全て出来ていた時に本領を発揮するのがオイルだと思います。


オイルは宗教なので、自分の気に入った物を見つけて使うのが精神安定上ベストだと思います😁