「秩父菊水酒造」杜氏・綱島睦彦さん-8 | ようこそ、黒豚劇場へ!

ようこそ、黒豚劇場へ!

黒豚劇場の舞台には、彩の国・さいたまの黒豚を中心に、テーブルを彩る様々な食材、地酒、そして人々の物語すべてが主役として照明を浴びています。そのひとつひとつを丁寧に、紹介して参りたいと思います。

さて。話は戻って再び
「秩父菊水酒造」さんの酒蔵へ。



酒蔵の2階には、お道具置き場がありました。

アンティークのガラスのランプシェードが
大変美しく、ほの暗い空間はまるで
タイムマシーンに乗ってきたかのよう。



光量が足りず、動画では見えないかも
知れませんが、扉のガラス部分に
「電話」って書いてあるんです。

室内に電話ボックスでしょうか?
昔の日本家屋には、そんな場所が
残っているところもありますが・・・

ほかにも興味深いものが
たくさん出てきそうで、ついつい
宝探しをしたくなります。



醪(もろみ)の発酵が盛んになってくると
ぶくぶくと泡が盛り上がり、タンクから
あふれてしまうことがあるのだそうです。

そのときに使う、「泡傘」というもの。

現在は樹脂製のものを使いますが、
昔はこのように木製で作られていたそうです。

動画は全体に暗いままでしたので、
光量を調整した写真を一枚。

秩父菊水酒造2階

ごろごろお道具が置かれているのが
おわかり頂けましたでしょうか。笑

さて、次回最終回は瓶詰めの作業場所と
すぐ裏手の川を眺めて、秩父よりお別れです!