「秩父菊水酒造」杜氏・綱島睦彦さん-2 | ようこそ、黒豚劇場へ!

ようこそ、黒豚劇場へ!

黒豚劇場の舞台には、彩の国・さいたまの黒豚を中心に、テーブルを彩る様々な食材、地酒、そして人々の物語すべてが主役として照明を浴びています。そのひとつひとつを丁寧に、紹介して参りたいと思います。

関越自動車道・花園ICを降りて
秩父鉄道に沿って寄居から長瀞方面へ。

さらに荒川の支流に沿って西秩父自然公園方面へ
進んだところに「秩父菊水酒造」があります。



そういえば、今まで聞きそびれていた
酒蔵の玄関先に必ずあるアレについて
お聞きしてみました。



そういうことだったのですね!
自然のサイン。こういう変化を意識して
愉しむ感覚を忘れないようにしたいものです。

さて。
街道に面して、門を構える酒蔵は
実は元々、羽生にあります東亜酒造の
秩父工場として380年間機能してきました。

しかし、数年前に工場を手放すということになり、
よもや蔵がなくなってしまうのか、という
危機に直面したのです。

その時、「蔵を引き継ぎ、酒造りに挑戦しましょう」
と名乗り出たのが、地元の名士で
電子部品などの製造会社を経営する
笠原社長でした。



完全に改革をするのでなく、
歴史を重んじながら、自分たちが
やるべきことをやる。

笠原社長の挑戦について、
いろいろと興味深いお話をお聞かせ頂きましたが、
それはまた後半のお楽しみに。

まずは今回ご案内頂きました
杜氏の網島さんご自身について
お話をお伺いしましたので、次回は
綱島さんの学生時代から蔵との出逢いまでを
ご紹介させて頂きます!