初フルマラソン惨敗には理由があった | 50代から始めた挑戦の記録

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50代半ばの夏、その時は…
自分がその後、登山・マラソン・ゴルフ・資格取得などに挑戦する日々が訪れるなど思ってもいませんでした。年を取ってからの挑戦は上手くいかない事ばかりですが、やりがいもあります。そんな自分が「生きた証」をここに綴っていきます。

前回に引き続き、1年2か月前の出来事を記録しておきます。

 

奇跡的に「東京マラソン2023」出走権を手にしてしまった私は、エントリー費用までASICSが負担してくれることに、申し訳ない気持ちになっていました。

 

そこで、初フルマラソンで重いと感じていたナイキのシューズをASICSに変えよう(ASICSのシューズを購入しよう)と考え、色々調べスポーツショップを巡りました。

 

そんな時、ある店で、陸上経験があるという女性店員から「思い切って、これどうですか?初代はカーボンが一部しか入っていませんでしたが2代目の今回はフルカーボンですし、転がる感覚でお勧めです」と熱心にアドバイスをもらいました。

 

店員が差し出したのは、ASICSのMAGIC SPEED2でした。

 

足を通し、立ち上がった瞬間衝撃が走りました。

なんだ…これは・・・

前に転がるような感覚。店員が話していた通りの感覚に正直驚きました。シューズってこんなに印象が違うんだ。

・・・当たり前のことなのかも知れませんが、当時の私には、全てが未知の世界で驚きの連続だったのです。

 

購入を即決し、私はリベンジに向けた相棒を手に入れました。2022年11月下旬の話です。

 

それに加えて、「ASICS Running Program Road to東京マラソン2023」というランニングプログラムに参加することにしました。有料ですが、毎週のバーチャルレースを活用したトレーニング機会や、東京マラソン本番に向け、コーチからのアドバイス配信があるようだったので、その時の私にはとても有益だと思えたからです。

 

このプログラムでは、レースに向けた準備全般を丁寧に教えて下さり、バーチャルレースをこなすことで脚力もついた印象がありました。それから、一番有益だったのは「フォーム」の解説でした。いかに基本フォームが大切なのかを知りました。

 

 

私は何も知らずに初フルマラソンに挑戦していたのです。

 

 

54歳で陸上経験もなく、何となくエントリーした初フルマラソン。泣きながら「歩いて」ゴールした初フルマラソン。

 

惨敗には、ちゃんと理由があったのです。

 

 

年齢的に、もう無理かも知れないけど、このまま終わらせることは出来ない。やるだけやってみて、それでもダメだったら終わりにしよう。当時は、そんな気持ちだったように思います。

 

次回は、「装備」について記録しておこうと思います。