「竹槍で戦車に戦いを挑む」からの脱却 | 50代から始めた挑戦の記録

50代から始めた挑戦の記録

50代半ばの夏、その時は…
自分がその後、登山・マラソン・ゴルフ・資格取得などに挑戦する日々が訪れるなど思ってもいませんでした。年を取ってからの挑戦は上手くいかない事ばかりですが、やりがいもあります。そんな自分が「生きた証」をここに綴っていきます。

前回の続きです。

 

初フルマラソンの惨敗は、言ってみれば、竹槍で戦車に戦いを挑んだから。と言って良いかも知れません。

あまりにも無防備過ぎ、楽観し過ぎ、甘過ぎだったのです。

 

フォームの大切さやシューズの選び方。それから、大会に向けた日頃からの準備に至るまで、私は余りにも無知でした。

 

それらを自分なりに理解・行動(努力)することを前提に、

次のリベンジの機会である「東京マラソン2023」に向け、装備も整えることにしました。

 

 

一つ目は、ランニングウォッチです。

思えば、水戸黄門漫遊マラソンで、周囲のランナーの腕時計からラップ毎に鳴る電子音…

それがランニングウォッチだという事を、その後初めて知りました。そして、多くの市民ランナーが、ランニングウォッチを装着してレースに臨んでいるということも知りました。いや、レースだけではなく、日ごろのトレーニングにも欠かせないものだという事も理解しました。

 

妻と相談し、2022年12月上旬、私は生まれて初めてランニングウォッチを購入しました。

GARMIN Forerunner 255 Music

これにより、私のランニング環境が180度変わりました。

 

恐らく多くの市民ランナーは、ランニングウォッチを活用して自己分析し、課題と対策を明確にトレーニングしているのだろう…私は、そんなことも知らなかったのです。

 

 

二つ目は、骨伝導イヤホンです。

初フルマラソンで足が止まった原因の一つに、イヤホンが耳から落下して立ち止まったことが挙げられます。

 

私は、ランニング中、好きな音楽をかけながら走っていますが、風景を見ている時や考え事をしている時は、ほぼ聴いていません(=音楽がかかっていると感じる程度)。ですが、苦しくなった時には、意識して好きな音楽を聴くようにしています。そうすることで、走るマインドを維持することができ、聴くことに集中している間に数㎞進んでいることも多く、結果として走る助力になっているからです。

 

これも、色々試しましたが、最終的には妻が勧めてくれた

SHOKZ OPENRUN

にしました。

ランニングウォッチがGARMIN Forerunner 255 Musicでしたので、音楽との相性も良く、快適になりました。

 

こうして少しずつ、私は装備を整えて行ったのです。

2022年12月から2023年1月の話です。

 

リベンジの機会「東京マラソン2023」まで、残り2ヶ月位となっていました。