前回の続きです。
初フルマラソンの惨敗は、言ってみれば、竹槍で戦車に戦いを挑んだから。と言って良いかも知れません。
あまりにも無防備過ぎ、楽観し過ぎ、甘過ぎだったのです。
フォームの大切さやシューズの選び方。それから、大会に向けた日頃からの準備に至るまで、私は余りにも無知でした。
それらを自分なりに理解・行動(努力)することを前提に、
次のリベンジの機会である「東京マラソン2023」に向け、装備も整えることにしました。
一つ目は、ランニングウォッチです。
思えば、水戸黄門漫遊マラソンで、周囲のランナーの腕時計からラップ毎に鳴る電子音…
それがランニングウォッチだという事を、その後初めて知りました。そして、多くの市民ランナーが、ランニングウォッチを装着してレースに臨んでいるということも知りました。いや、レースだけではなく、日ごろのトレーニングにも欠かせないものだという事も理解しました。
妻と相談し、2022年12月上旬、私は生まれて初めてランニングウォッチを購入しました。
GARMIN Forerunner 255 Music
これにより、私のランニング環境が180度変わりました。
恐らく多くの市民ランナーは、ランニングウォッチを活用して自己分析し、課題と対策を明確にトレーニングしているのだろう…私は、そんなことも知らなかったのです。
二つ目は、骨伝導イヤホンです。
初フルマラソンで足が止まった原因の一つに、イヤホンが耳から落下して立ち止まったことが挙げられます。
私は、ランニング中、好きな音楽をかけながら走っていますが、風景を見ている時や考え事をしている時は、ほぼ聴いていません(=音楽がかかっていると感じる程度)。ですが、苦しくなった時には、意識して好きな音楽を聴くようにしています。そうすることで、走るマインドを維持することができ、聴くことに集中している間に数㎞進んでいることも多く、結果として走る助力になっているからです。
これも、色々試しましたが、最終的には妻が勧めてくれた
SHOKZ OPENRUN
にしました。
ランニングウォッチがGARMIN Forerunner 255 Musicでしたので、音楽との相性も良く、快適になりました。
こうして少しずつ、私は装備を整えて行ったのです。
2022年12月から2023年1月の話です。
リベンジの機会「東京マラソン2023」まで、残り2ヶ月位となっていました。